本当はちがうんだ日記

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1065
感想 : 213
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747669

感想・レビュー・書評

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  • 笑える本としてネットで勧められてたから読んだのに、うーん、中年になった私にとって苦笑い出来る本でした。
    そう、今はリハーサル、まだ本番ではないのだ、なーんて、ダラダラやってたら四十過ぎじやん、ヤバイじゃん。本番いつはじまってたのよー⁉という現実を突きつけてくれます。って、生まれた時から本番なんだけどね…。
    ウジウジしていて、最近つら〜いという時に読むと、同じ人がいる、と安心できます。あ、本番頑張ります。

  • がんばってネ

    共感。

  • もくじに書かれた「←つづく」の文字の可愛さに惹かれて手に取ったエッセイ。
    ものごとの見方・感じ方が面白いな、好きだな、気づかされるな、と思いながら、思わずくすりと笑ってしまうなど、すぐに筆者の世界に引き込まれた。
    ひっそりと本棚にしまっておいて、ふとしたときに読み返したい1冊。
    特にお気に入りなのは、『エスプレッソ』と『現実圧』。

  • 疲れてきたころに読むのがいいかもしれない。穂村弘のこの独特の感性。しかしながら、この極端な怖がりで、いろんなことがやりたくてもできずにモヤモヤしている姿に共感できるところも・・・あっていいのか?とか思い、笑いをこらえながら読了。「結果的ハチミツパン」暗闇でパンにハチミツって・・・

  • サクサク読めた
    それわかるなぁーってのが、けっこうあった

    あと、缶の餌が増えてた話は怖かった笑

  • 新年を迎え、新たな気持ちで日記を書き始めたという方も多いのでは?本書は雑誌に掲載された著者のエッセイをまとめたもの。テーマは身の回りの出来事なので内容は確かに日記風。しかし普通の日記と大きく違うのは、日常の切り取り方と感じ方。 見方が変わると日常ってこんなに面白く書けるんだ!と驚く。

  • エッセーなのに、物語みたいでした。妙に自虐的な所に、共感するポイントがあったりして、楽しく読めました。

  • くすって笑える1冊。

  • 前半はくすくす笑えるエッセイ。
    後半になると少し考えさせられる。

    穂村さんの言葉のセンスに脱帽。
    自意識が高くても、人と違う感覚があっても、
    こんなふうに表現できる人になりたい…穂村さんのエッセイを全般を読んでいて強く感じる。

    人を観察しているようで、自意識の高さに振り回されているようで、
    この人はそんな状態の自分をも俯瞰している、観察しているようだ。

  • 図書館。

    「濡れた体で移動するので廊下がだっちだっちになる」

    という表現に思わず笑った。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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