海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)

著者 : 吉田秋生

• 小学館 (2012年12月10日発売)

感想・レビュー・書評

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

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[siikoさんの感想 · 2018年10月12日]

小さな伏線がたくさん散らばっていて、何度も読み返した。患者の気持ち、今ならすこし分かる。

[zooko012さんの感想 · 2017年4月15日]

まさに大傑作。鎌倉に住む４姉妹とそれを取り巻く人々の日常を細やかに描いだけのものである。しかし、心にぽたりと大事な一滴を与えるおそるべき力を持った漫画である。読後感の半端なさは尋常ではない。本巻では、美味しいアジフライを食べさせる海猫食堂のおばさんの死を中心に、それに心を寄せる人々の思いが中心に綴られる。いつか、幼いときに父母と別れる羽目になりつつ、いつも明るいアフロヘアの道化者三女ちかちゃんと、元登山家のアフロスポーツ店主の出会いの話が読める日を心待ちにしている。

[f0314087さんの感想 · 2017年3月2日]

何故このサブタイトルなのかがしっくりくる。
長女の思い、次女の思い、四女の思い。。
(何故だろう、三女ってあまりメインにならずエピローグが少ない気が。。。）

お涙ちょうだい！というぐいぐい来る感じではなく、時が流れて、こうなって。。というむしろ静かな感じだけれど本作は辛くて泣ける。。

風太凄いなぁ。。
勉強が出来なくても、こういう上司とか学校の先生とか、「きちんとみてくれる」人というのは、小さい頃からそうなのだろうな。。。

当たり前に毎日がきて、当たり前に朝を迎えられることについて考える。。

[jasgontaさんの感想 · 2017年2月21日]

ヘタれた時はアメちゃん。ヤス、頑張れ！

[mahmaさんの感想 · 2017年2月4日]

群青
〜おれたちは こいつに何度も パスを送った〜

好きだから
〜覚悟が鈍る〜

[deroderohさんの感想 · 2017年1月16日]

それぞれの登場人物の立場や想いが重なりあい、立体的な物語となっている。

[chokusunaさんの感想 · 2016年12月25日]

親しい人にも言えない秘密を抱えることの苦しさ。一切の縁が切られた母方の親族からの突然の連絡。昇進することによるプレッシャー。そして、病人に寄り添うことと病人になることの間に横たわる深い溝に気づくこと。/神様が何もしてくれないなら自分でやるしかないでしょう/もうすぐ死ぬとわかっていても桜は美しかった。/

[pumpkindadさんの感想 · 2016年5月28日]

医療界の仕事を職業とする人々は、日々様々な想いをもって死と対面しているのだろう。
また、そうでない人も多くはないもののどこかで身内の死と対面することになる。
死を看取るものも看取られるものも人間としての尊厳をないがしろにしない姿勢で向き合うべきだと思う。

[myjstyleさんの感想 · 2016年5月21日]

人の死やそれにまつわる人間関係やお金の話は重いです。丁寧にリアルに描いてるのでよけいずっしりきました。でも、「ヘコむことはあっても、ヘコたれない」。いじけて生きているような人が出てこないので、応援したくなります。

著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 （よしだ あきみ）
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生（よしだ あきお）
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。