ラブかストーリー

著者 :
  • 小学館
3.13
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本棚登録 : 139
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093861908

作品紹介・あらすじ

おそらく半径500メートル、いや1キロを見渡してみても「一番かっこいい」と思われること間違いなしの超美形男子高校生・永峰達也は、ある日、通学途中に清楚な美少女を見かける。「か、かわいい…」しかし、そこは、120%妄想男の達也。「告白」→「メアドの交換」→「初デート」→「それから…」の脳内シミュレーションのみが日々バージョン・アップされ、声をかけるまでに1年半経過。さらに、そこから手を繋ぐこともできない状態が1年も続いた(ああ、もう、じれったい!)。ところが、ひょんなことから、ふたりは「ともに物語を書く」という共通の趣味があることに気付く-。読書好きの少年少女・元少年少女必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • イライラしながら読んだ
    私にはくどい

  • 完全表紙買いでした。後悔しました。
    好きではなかった…というより期待していた恋愛小説ではなかった。著者のことを知ってから本を選ぶべきということを教えてくれた作品です。おもしろくなくて読み進めるのが苦痛だったこと以外はもうあまり覚えていない…。

  • とにかく笑ってしまった。

  • ひっさしぶりに本を読んで笑った!
    これはおもしろい!
    主人公は長身でイケメンなのに、中身は「日本の」「甘酸っぱい」「泣ける系の」「恋愛小説」が大好きでそういう小説を書いちゃう、電波メンタルモノローグと妄想が大好きな高校3年生ww
    そんな彼の最大の秘密は……ここでは書かないでおきます笑
    彼の周りを取り巻く人たちも個性豊か過ぎて、読んでてほんとに顔がにやけちゃう。
    本を読んでいるというより、一本の映画を見ているようなそんな感覚になるような作品です。
    未来ちゃんサイドのお話も読んでみたいなあ。。。
    タッチの引き出しの中だなんて、もったいなさすぎる!←
    シリーズ3作品目らしいので、これから読む方はそっちを先に読んだほうがいいのかな?
    でもこの本だけでも十分笑えます。
    悩みなんて吹っ飛んじゃった気がする^^

  • 何だか読んでるのが恥ずかしくなってくる(笑)
    自分も主人公みたいに電波モノローグしてたらどうしよー(((o(*゚▽゚*)o)))
    て思った(笑)

  • よく知らなかったんだけど、ラブコメシリーズの第3弾らしい。
    それぞれ独立してるので、1,2弾を読んでなくてもいいみたい。
    でも、登場人物は若干かぶってたりもして…
    ちょっと伊坂幸太郎さんっぽいですね、そのへん。


    誰もが見惚れて振り返るほどのイケメン高校生が主人公。
    自分もその容姿のよさはわかっているのだが、、、
    いわゆるオタク要素たっぷりの趣味を持ち、妄想癖全開で
    しかも童貞という、内外に大きなギャップのある主人公。
    そんな主人公がある日駅で偶然出会った女子高生に恋をして…

    同時に、しかもなんの脈略もなく挟まれて展開する、
    ちょっと不思議な別の物語もあります。
    それがいったい何なのかは最後まで説明はありません。
    ま、だいたい想像はつくでしょうけど。
    こっちのエンディングもまた気になって。。。


    読み慣れるまでちょっと苦労したところ。
     ・()でいちいちつっこみが入る。
     ・登場人物にあだながつくと、あだ名の方が断然使われる。
     ・妄想と現実との区別がつきにくい。
    ま、慣れれば大したことじゃないんだけどね。
    最初は鬱陶しかったり、実際の展開を理解しにくかったりと
    ちょっとだけ大変でした。

    好きなところは主人公の周りで、いろいろと口を挟む大人たちの
    考え方や言葉たち。とーっても納得したところとか「あ、そうなん
    だ~」と気づかされたところがたくさんありました。

    うーむ、全体的には平均点以上ってところかな。
    既読の方がいらしたらぜひ感想を語り合いたい。

  • じれったい!

    じれったすぎる!


    アモーレブラザーズ+菅原さんが

    いい味だしてます

  • すごく面白い…「ラブコメ」「ストーリー&テリング」ともつながっているのでそちらを知っているとにやにや(私はラブコメだけですが)
    ときめきエピソードは「ラブコメ」より少ないけれど、映画みたいでカワイイです。
    そして作中の小説、「某有名作家」っぽい作品だなあ…と思っていたら、しっかり「その作家を意識した小説」という体だったようで、やられた!と思いました。文体とか内容とかすごく「ぽい」!
    映画っぽいエピソードを描くのが得意なのかなと思っていたんですが、実はすごく小説がうまいんじゃないかなあと思えてきました。
    「ラブコメ」がすきならおすすめです。

  • このコンビの作品はなにげに好きでよく読みます。パロディがうまいなと思いますね。これだけネタがあるということはいろんな本や映画を普段から読んだり観たりしているんだろうな。二人の作品は、作中作がいい味出してるのが多いです。この話の中で出てくる創作小説も…いろんな意味で…ストーリーを彩っています。
    そして最後のページをめくると、最後の台詞が…ね!

  • やっぱり恋愛は妄想からだね( ^^) _旦~~

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著者プロフィール

1968年生まれ。作家。著書に『男の出産』『マリコはたいへん!』など。またコンビ作家「松久 淳+田中 渉」として、映画化もされた『天国の本屋』シリーズ、『ラブコメ』シリーズなどがある。オフィシャルサイトhttp://www.matsuhisa.com/

「2013年 『男のミカタ2 酒の席で説教はやめてください』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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