ロマンシエ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1371
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864237

感想・レビュー・書評

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  • 美智之輔くんかわいい

  • 思ってたんと違う…的なヒロイン?ではありましたが
    現代のパリに行ってみたくなります
    今まで舞台がパリっていう小説は読んだことあるけど
    行ってみたいとは思わなかった
    文体がうきうきしてるせいかな
    こんな世界も描けるなんてマハさん意外笑

    関連記事も読んでみたら
    現実に展覧会が東京であったりして!
    マハさん周辺の企画力にビックリでした

  • ライトなラブコメ。
    ストーリー自体はあまり自分には合わなかったけど、リトグラフにはとても興味を持った。展示会とかあったら行ってみたい。

  • 原田マハの二大看板、アートとどこかほっこりするラブコメディの融合作品だなぁ…と。
    クリエイターとは、アートとは、それに惹かれる人たちとは。原田マハの真骨頂発揮だった。パリ行きたいよ〜〜
    ただ、ラブコメのほうはいまいち。残念ながら。「恋愛」にする必要あったかな?と思ってしまった。

  • 冒頭では文体に慣れずに中々読み進めても頭に入ってき辛かった。だが話が展開していき、人物像がしっかりと思い浮かべられるようになってからは比較的サクサク読み進めていく事ができた。

    作品内では芸術に焦点が当てられれつつも、世間の目に対して生き辛さを覚える主人公が登場する。ありのままの自分を受け入れてくれる場所で起こる様々な出来事が主人公の人生を彩っていく。

    展開も早く楽しく読めたのだが、個人的にマハさんの作品は芸術作品を題材にした物が好みなので強く印象に残りはしませんでした。

  • 原田マハさん、こういったライトな読み物も書くんだぁとびっくりしながらも面白く読了。
    乙女のワクワクドキドキをそのままに才能溢れる人たちとの心の交流、様々な葛藤が巧みに織り込まれさすがだなぁと。

  • 主人公は心は乙女な男子学生。美大在学中からイラストレーターの職を得るが、〆切破りで契約切れ。4年生後半になっても仕事が決まらず、国会議員の父親から勧められた結婚・就職は避けたいと考えていたところに、大学の賞をもらってパリの美術学校に留学できることに。と思ったら、大学が推薦してくれたのは有名な美術学校ではなく、実は小さな画塾だった。それでも父親から逃れるためにパリでの生活を始めて数年、大好きな小説の作者に出会い、リトグラフの魅力に引き付けられる。でも、美術学校への入学試験に落ち、いよいよ日本に帰らなければならない。ここで物語はスピードを上げ、一気に展開していく。
    全体的に軽い。文体も軽いし、内容も軽い。これがあの小説やこの本を書いたのと同じ、原田マハが書いているとは思えない!でも書いているんだよね。歴史に基づいた大作も、こういう軽めな小説も、どちらも書ける、そしてどちらも面白いのが原田マハのすごいところだ。

  • 面白くて一気に1日で読んだ!主人公の美智之輔が乙女で可愛くてでもたまに男キャラも出てきて。笑
    恋や友情にジーンときたり笑ったりとても面白かった。リトグラフについて調べたし、パリに住んでみたくなる!

  • 好き嫌いがパックリ別れそうな作品だな。

    この人ってかなり都合の良いハッピーエンド作品が多いけど、これもそのタイプ。

    主人公のキャラクターは、私はなんなく読めたけど、やかましく思う人や拒否反応を示す人もいそう。私はこれが逆にこのままで女性だったら最後まで読めなかったかも。

    2017.5.20

  • とても楽しくて、原田マハらしいエンディングで爽やかな読後感でした。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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