- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093864237
感想・レビュー・書評
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ロマンシエ=小説家という意味だそう、フランス語で。
舞台はパリ、アーティスト志望のミシェル(日本名、美智之輔)と彼を取り巻く人たち。みんな魅力的だった。
ミシェルの口癖「ちょま、ちょま、ちょま、ちょっと待ってよ!」は、キムタク意識か?と思ったけど。
エンディングは、ほっこり、というか、にんまり、というか。
原田マハならでは、なお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原田マハさんの作品にしては、助長的でコメディーで、でも最後のまとめはマハさんらしくしっかりしてくれていた。最初は意図が分からず、読み進めるのにも時間がかかった。人物に愛情と穏やかさがあり、読んでいてこんな素敵な人たちがいる空間に身を置きたいと思う。こんな人たちがいたらお付き合いできるようにね。
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ロマンシェ=小説家
ミッシェルは心は女の子。
ミッシェルの恋の話。アート要素は少なめ。
フランスの情景とどこか優雅なミッシェルが合っていた。 -
ガラッと作風を変えてきたな、原田マハ。ドタバタコメディ。それなりに楽しめたし、終わり方はさすがだったが、玄人受けする部分がなくて淋しい。
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原田さんのイメージから、想像していたような話ではなく、だいぶ予想外でしたが、ルパン三世らしい軽妙さと輝きに満ちていて良かったです。
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――アーティストにとって、ユニークであることは、天才であることよりも、はるかに大切なことなんだよ。
(P.199)
君が生きているその場所。そこは、決して世界の端っこなんかじゃない。
君が叫んだその場所こそが、ほんとの世界の真ん中なのだ。
(P.275) -
軽いタッチだけども少し読み進めるのに時間がかかってしまった。なんとなーくファンタジー要素なのかふわふわしている感じ。
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まだマハさんの本は何冊かしか読んでいないんですが、今回は笑いあり涙ありのそんなお話でした。
マハさんこんな感じの文章も書かれるなんて正直驚きました!!
主人公の乙女な感じに最初はかなり圧倒されたんですが、話が進むにつれ自然に慣れていきました。
才能豊かな主人公がパリで奮闘する姿とても良かったです。私も頑張らないといけない、そんな気持ちにさせられました。 -
東京駅で実際に展示会やってたなんて!めちゃくちゃ見たかった。もう少しこの本と早く出会えてれば、、、残念!!
パリの綺麗な街並みと、アトリエの幻想的な感じがほんとに素敵な一冊。