ロマンシエ

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1370
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093864237

感想・レビュー・書評

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  • 乙女美智之輔もかわいいし、パリの雰囲気もよいし、リトグラフってよく知らないけどなんかインクの匂いとかしそうで、ついでにコーヒーとクロワッサンの匂いもしそうで、ちょいミステリー要素もありラブコメでもあり、ハードボイルドでもある、楽しく面白く読めたんだけど、最後のまとまり方はちょっと腑に落ちなかったなぁ。如何せん私の頭が固いのか…

  • 政治家の息子で、美大生で、オネエ趣味の美智之輔みちのすけの青春恋愛、お仕事小説~
    原田マハさんの美術系とお仕事系の両方を併せ持ったお話。
    面白かった~
    美智之輔とハルさんが、そんな仲になるなんて・・・素敵な展開だったのだ~

    美智之輔が、どうしても至尊惇くんに重なってしまってました(^^ゞ

  • よい
    展覧会を見に行けなかったのは辛い。

  • 2018年12月09日読了。

  • パリに浸れてよかった。
    ちょうどこれを読んでた日、秋の気持ちいい天気で隣のレストランがパーティーでバイオリンのカルテットが演奏してて、さながらパリにきるかのような気持ちで一気に読んだ。エンディングがあまり好みでなかったけど、でも面白かった。

  • リトグラフ工房 idemのお話
    アーティストにとって、ユニークであるあることは、天才であることよりも、はるかに大切なことなんだよ。

    出出し、気乗りしなかったけど、だんだんミッチーのペースに慣れてくると読み心地よく、一気に読んじゃった!

    G.RINA
    Love&Learn がラストとちょうどよいシンクロ

  • 主人公の美智之輔は心と体の性が合致しない人です。
    だけれども、男の面も実はあって
    いわゆるどちらともつかない性の人です。
    (時々によって揺れ動くのね)

    ちょっとギャグテイストが強烈なので
    乗り切れない人にはつらいかなー。
    ドタバタコミックが好きな人は
    それが文章に成り代わっただけなので
    楽しめるはず。

    運命のいたずらは美智之輔が
    大好きなシリーズの中の人に
    思わぬ形で出会わせてくれます。
    その中の人も実は悩みを抱えた人間だったわけで…

    誰もがうらやむ環境の彼は
    苦しんだからこそ
    素直で、人の幸せを素直に
    喜べる人なんですよね。
    大切な人の本当の気持ちを知り
    引き下がったのですから。

    しかし美智之輔くん、
    心の声ダダ漏れ(笑)

  • 絵画が題材ではあるけど、ちょっとニガテな方のマハ。重厚さを求めてはいけない。軽いタッチの本。

  • 初読 ★2.5

    あ〜…。これはアレだ、総理の夫のケータイ小説?ラノベ?
    的な原田マハだ…。

    恥ずかしいくらいパリ♡♡♡な結構しょーもない話なんだけど
    主人公美智之輔君のキャラクターが素直でキュート、
    感想を読むとダメだった人も多い乙女暴走も私は嫌いじゃない(ここがダメだとキツイよね)
    あとやっぱりアート周り、リトグラフに関しての描写良くて
    リトグラフに対して蔑視的な偏見があったのだけど、
    それがアート&クラフト的な位置付け、という視点を与えられたところ。
    日本人は紙と印刷には反応しちゃう、という下りも。

    けれど、ストーリーはやはりしょーもないなw

  • アート感が溢れおしゃれでしかもinパリ。セレブも登場、愛に満たされながらも苦悩する男の子。

    なのにどうしてか、とってもキュートなのにのめり込めなかったのは何故なんだろう。フシギちゃんだから~。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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