繁殖 (小学館文庫 せ 2-3)

著者 :
  • 小学館
3.10
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本棚登録 : 460
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094082302

感想・レビュー・書評

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  • 物語の規模が途中でブレました
    登場人物も見直したり見損なったりで、読んでる自分もブレブレです!
    それにしても保護者の皆さんの短慮な所にムカつきました!

  • 食中毒事件発生!!

    原因は? オチといい、展開といい、さっぱり。そんなバカなって感じの物語でがっかりだな。

  • 悪人が出てこないミステリー。
    医療ミステリーというよりは、科学ミステリー?

    結局環境汚染が一番悪いのよってことかな(笑)

  • 善かれと思ってやったことが事件を引き起こしてしまうという救い様がない話なので読後はやるせなくなる。
    そして周りが善人ばかりで全体的に都合が良いのが無理矢理救いを与えているようでしっくりこない。

  • ううむ…。仙川作品の中で一番「ムムム」と思ってしまいました。
    取り上げているテーマ自体は面白いのですが、ちょいといろいろ欲張りすぎなような気がしないでもないなと思ったのと、設定に無理があるのではと思ったのでした。

    とはいえ、やっぱり気になってついつい読んでしまうのはいつもの話(笑)

  • またまた仙川さんの作品をチョイス。
    正直ストーリー的にはうまくいきすぎじゃない?って突っ込みたくなる感じ。
    でも原発事故の後にこれを読むと、どうしても違った視点で読んじゃうから恐さは感じた。
    園児が苦しんだり死んだりする内容だったら嫌だなぁと思ってたけど、最後はハッピーエンドだったからひと安心。
    食べ物ってやっぱりちゃんと気にかけなくちゃ駄目だなぁと。

  • 時間的な余裕があったとは言うものの、それでもいつもに比べてかなり早いペースで読了しました。
    途中まではグイグイ引き込まれて読み進められましたが、事件の展開が正直、好みに合わなかったので★は三つです。

    事件の結末や解決方法、探偵気取りの内科医など、ちょっと中途半端な印象は否めませんでした。

  • 責任の伴う行動を起こすことは、
    本当に大切なことです。

    (以下抜粋)
    ○社会正義をいくら振りかざされても、
     人を守りたいという気持ちは揺るがない。(P.200)
    ○勝手な医者が自分だけの判断で脳死移植をやったことで、
     日本の医療はずい分長く、足踏み状態を余儀なくされた。(P.248)
    ○初めに背を向けるほうが、辛いに決まっていると思ったからだ。(P.259)

  • この間本屋でみつけて買おうかどうしようか迷ったのですが結局買わずに古本屋で見つけて購入しました。

    うう~ん。可もなく不可もない、といったところでしょうか。
    最初幼稚園の描写は面白かったのですが事件の始末がいろいろと無理が多い気がします。それと主人公が多いです。ポコポコと描写が変わるのでそれもあって感情移入がしにくいですね。(だから最後の行動が納得できない、というのもあるかもしれません)

    池に浮かんだ水草を捕り切るなんて無理ですよ…(笑)
    この方、水槽に水草入れたことないな(笑)
    家の小さな睡蓮鉢でも無理ですから…(笑)

  • この作者のシリーズを読んでみようと思う。

    内容も面白いし、読みやすい^^

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著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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