オケ老人! (小学館文庫 あ 19-3)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085686

感想・レビュー・書評

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  • 201607 オケが聴きたくなる!

  • 期待したほどは、楽しめなかった。
    伏線となるロシアの話は、面白かった。

  • 読み始め…16.3.27
    読み終わり…16.3.30

    ありえない~ってことがまた起こってしまいました。ありえないですよ。覚え違い勘違いでうっかりミスというのは確かにあるけれど...でもねぇ....。とはいえなかなかユニーク。題材が好きな音楽クラシックということにも拍車がかかってサクサク楽しめました。

    そんなにうまくいくはずがないでしょと思っていても進んでいくうちイケイケ!よしよし!と 中島明彦先生率いる「梅響」を応援している自分がいて♪

    ストーリーの中で使われているクラシック曲も大好きな曲ばかりでした。
    プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」 op75-6
    モンタギュー家とキャビレット家

    お父さん犬が出てくるあのCM。

  • テンポがいいし、読みやすい本だった。ロシアの外交の話はちょっとぶっ飛んでる感じはしたけど、他は主人公やオーケストラが成長していく、というわかりやすいお話。
    たまには生でオーケストラを聞いてみるのも良いなぁと思えた今日このごろ。

  • 表紙を見た時に本のタイトルが「ボケ老人!」と見間違って、たまたま手に取ってみたことから読み始めたこの作品。荒木源氏のことは全く知らなかったけど、面白かった(^^)。自分がアマチュアオーケストラでコンバス弾いてることもあってか、音楽表現が良く伝わって、最後の方はジーンときてしまったσ(^_^;)アマオケと老人と恋模様と青春物語とロシアサスペンスというかなり盛りだくさんな内容が上手く重なってて、最後まで楽しく読め、読了感もスッキリ(^^)良い物語です。

  • 書店の店頭で見かけて、なぜか気になって、半年。
    実はこの作家さんの本を読むのは、これが初めて。
    やっと今、読み終えた。

    一見、ヨボヨボのおじいちゃん、おばあちゃんが、ここぞという場面で、思いがけないすごい高い能力を発揮していく……てな展開を予想していた。
    まあ、その予想はそれほど的はずれではなかったようだけど。
    でも、何となく予想はついても、それでも楽しく読めてしまうのだ。
    読んでいて、この作家、きっと音楽好きだ、と思わされるからかも。

    あとがきを読んだら、荒木さんはバソンを嗜むとか。
    バソン!
    仏文出身で、バソンとは。嬉しくなってしまう。

    最後に余計なことながら、疑問が。
    ロシア人の姓は男女で違う形になる、はずでは?
    それとも、外国人女性がロシア人と結婚すると違うルールなんだろうか?

  • 映像的な面白さ。
    タイトルのうまさにつきる。

  • うーん、爽やかな読後感♪
    同じ町にある、片やトップレベルの梅フィル、片や梅フィルのメンバーに取り残されたじーさんばーさんだらけの梅響…
    主人公が梅フィルに入るつもりが梅響に入ってしまった(^^;ところから始まる娯楽作品♪
    そこになぜか陰謀渦巻くスパイの影…
    これ以上はネタバレなので控えますが、「音楽は楽しむもの」という原点を改めて感じさせてもらいました(^^)/

  •  『ボケ老人』かとおもい、二度見すると『オケ老人』だった(笑 派手な表紙といい面白そうなので読んでみた。高校教師がふらっと立ち寄った演奏会で、その素敵な演奏を聞いたことで彼の楽器熱が再燃する。彼が素敵な演奏していたオーケストラに無事入団を認められたと思い込んだところから、奇天烈なおはなしがはじまる。またロシアの人気指揮者の来日の裏に国家秘密漏えいの阻止のスパイの活動があったりなど・・・最後まで楽しめる。

  • 「ちょんまげプリン」と同様、タイトルとあらすじからはあんまり食指が動かなかったんだけど、ちょんまげプリンが面白かったのを信じて読んでみて大正解‼
    自分も昔やっていたクラリネットで梅響に入れてもらいたくなりました。

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著者プロフィール

1964年、京都府生まれ。東京大学文学部仏文科卒、朝日新聞社に入社。2003年『骨ん中』でデビュー。2010年『ちょんまげぷりん』が錦戸亮主演で映画化され、2016年には『オケ老人!』が杏主演で映画化された。著書に『探検隊の栄光』『けいどろ』『大脱走』『ヘビメタ中年!』『独裁者ですが、なにか?』『早期退職』など。

「2019年 『残業禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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