- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094086133
感想・レビュー・書評
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年代的に、共感できるところは多々あるものの、なんというかあまりにご都合で、ちょっとついていけなかったな。
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重松清氏の長編。
いつもながらの手法なのに、やっぱり泣かされてやっぱり笑わされて。重松さん、すごいなー。
希望ヶ丘が変化していく様や登場人物の発言や行動には、物語だからこそ…の要素もいっぱいでなんか現実離れしてるよなー。とは思うんですけどね(笑)
読了した後は、やはりココロが温まっています。 -
そんなうまい話があるのか…
なんて思ったりもしたけど
読み終わってみると
いい話だった。
読みながら一緒に
ムカついたり
感動したりできて
とても楽しかった。 -
希望が丘という名のニュータウンで暮らす人々をめぐるお話。
親が子を思う気持ち、愛情が溢れていた。
それは自分が親になってみないと分からないこと。
いつか自分にもこんな気持ちになる日が来るんだろうか。。。
読み終わって、気持ちの良い気分になれた。
後ろを振り返るのではなく、前を向いている「希望」を持っていたい。 -
母を亡くした家族が母の故郷に越してくる話。登場人物の全員にイライラした(笑)でも、それが妙にリアル。隣のバカな学校を蔑むことで自分のプライドを保つ。よくあるよねー。笑。希望は世界のどこかに転がってるらしいよ。ってこと。
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エーちゃんは間違いなくかっこいいし、吉田先生はムカッと来る。理論的に合っていても、優しさがないと悲しい。
エーちゃんの、イジメはリンチだって理論に衝撃を受けた。自分が痛みを負う覚悟でケンカするのとはちがって、自分は痛みを負わずに相手を傷つけようとしているから。なるほど。。
今回もここに書いたら書ききれないほど、いちいちムカついたり喜んだりして小説に夢中になった。
ただ、何となく違和感がある。なんで、こんなにスルスル話が上手く進むのか?ラスボスっぽい吉田先生ですら、結局少しいいことをしているし。世の中こんなうまくいくもんなの?ストレス解消にはなったけど、違和感の残る話の展開だった。
最後がハッピーエンドで終る話は嫌いじゃない。この小説は人気があると思うし、私も好き。だけど、違和感の残る小説だった。 -
希望はそこにある!
Playing ハナノイロ -
読書中に涙がこぼれそうになる、久々の重松節に★五つ。
『疾走』では見事に期待を裏切られたが、こちらは期待通りのできです。