- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096814314
感想・レビュー・書評
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銀箭
翠雨
電雨(光)←→雷雨(音)
冬雨、凍雨
一両日和
朝雨に鞍置け
飛雨詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真集でいい資料はないかと探しているところで発見し即買い。
雨というか、雨に限らず日本独特の呼び名とか好きでもあったので、こういう本もあるのかと驚きました。
どちらかというと写真より字が多いです。 -
雨が好き
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雨が好きです。
そりゃ、晴れの方が好きですけれども、一週間に1,2日は雨が降ってほしいです。
本書は、様々な雨の解説を、詩や俳句とともに紹介しています。
それら、雨の名前を眺めているだけで、なんだか叙情性をかきたてられちゃいます。
例えば、
■春の雨・・・蛙日隠、杏花雨、桜雨、万物生、彼岸時化
■夏の雨・・・青時雨、一陣の雨、狐の嫁入り、五月雨、銀竹
■秋の雨・・・伊勢清めの雨、霧の小便、後の村雨、霧時雨、
■冬の雨・・・風花、山茶花散らし、月時雨、めぐる時雨、雪雨
■季なしの雨・・・大車軸、篠突く雨、七つ下がりの雨、甘露の雨
などなど、名前を知るだけで、より一層、雨を美しく感じられるようになるのではないでしょうか。
他にもたくさん、雨の名前が載っているので、是非、本書を手にとってパラパラとみてほしいですね。
ちなみに宣伝ですが、私も雨をテーマに曲を作っております。
「raindrops want to sing a song」というポップなエレクトロニカです。以下で試聴・ダウンロードできますので良かったら!!
http://www.myspace.com/yuichirokato -
美しく湿った写真。
梅雨どきから今くらいになるとパラパラっと読む本。
雨だけでもこんなにたくさんの呼び方が。
雨の言葉のコレクション。
名付けることは他との差異を意識することでもあるけどこれだけの風情ある認識があったのですね。
雨は好きです。
傘もささず雨中を行くのもいいし休日に窓から眺める雨も好き。
今日は一日中そんな気分を味わえたことになります。
実際に雨など降っていなかったのがウソみたいに思えるくらいこの本の影響下にあったのですね。
一度読んだくらいでは味わいつくせるはずもないので今後何度もページをめくることになります。
(2005年11月27日読了) -
今年も雨の季節がやってきた。じめじめうっとうしくてイヤだな。雨の日くらいお家でゆっくりしよう。とそのとらえ方は人それぞれ。翠雨。慈雨。梅子雨。梅霖。半夏雨。麦雨。これら全て今頃の雨を表した言葉である。日本語ってやっぱりいいな、と再認識する。しかし今年は空梅雨のようだ。
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ただの雨にもいろんな名前が。風情があります。梅雨も嫌いじゃなくなりそう。
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雨の名前がこんなにあるなんて知りませんでした。
四季折々の雨が綺麗な写真とともに載っています。
雨の日にめくるのが楽しみな一冊。 -
その名の通り、雨の様々な呼び名を紹介している本です。
春なら春驟雨(はるしゅうう)、彼岸時化(ひがんしけ)、冬なら山茶花(さざんか)ちらし、時の雨など……。
TIGSを書く時、『龍の花喰い』という56区用語を作るために買いました。
無駄の多い買い物スタイルですが、この本はお気に入り。 -
こんなに雨の種類ってあるんだーーー。知らなかった!お勉強になりました。