モデル失格 ‾幸せになるためのアティチュード‾ (小学館101新書 24)
- 小学館 (2009年2月3日発売)
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感想 : 151件
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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098250240
感想・レビュー・書評
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購入場所:紀伊国屋書 新宿南店
読書期間:2009年2月10日〜2009年2月11日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そう、今やエビちゃんや山田優と肩を並べるトップモデル押切もえの10代の頃の動画を見たことはあるだろうか。これほどインパクトのある動画も珍しい。
このガングロギャル(死語)が、どうやって綺麗系のカリスマモデルにまで成長したのか、どうやって「チェンジ」したのか以前から相当興味があって、そして押切もえ本人が書いた本を見つけた。しかもタイトルは「モデル失格」と。
プロのモデルを意識し始めたのは意外に遅く、20歳になってからだったそうだ。20歳から20歳代向けのモデルになるのは難しいようで、相当な努力をした後、やっとチャンスが巡ってきたと思ったら所属事務所が倒産。お金がなくてアルバイトまでしていた時期もあったそうだ。それから、順調に仕事が入り始めたと思った矢先、撮影のロケ先で首を骨折…。あらゆる不遇の時代を越えて今の「押切もえ」があるのだと強く理解することができた。
そんな彼女だからこそ「人は本気で変わろうと思えば変われると、信じたいんです」という言葉に力強さを感じることができるのだと思う。