目立つ力 (小学館101新書 49)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250493

感想・レビュー・書評

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  • 計画を100%実現するには、まず実行し、次に確認して、最後に計画を立てるのに限る。
    本書も、その順番に読むと、内容がよくわかるかもしれない。
    書いてある内容に変わりがなければ、読む方が工夫すればいいのではないだろうか。

    肯定文は否定文にして読むとか、
    論理和は論理積で読むとか、
    新しい発見があるかもしれない。

  • 僕もこの本を何度も読み返して、自分のネットでの活動を微調整し続けています。こういうスキルもなければ、今の時代は生き残っていくことができないと痛感することしきりです。

    僕もブログを書くときをはじめ、インターネット上で何らかの活動をするときも機会を見てはこの本は何度も読んで参考にさせていただいています。やっぱり勝間さんはインターネットを駆使して自分を売り込んできた人なだけあって読むたびに新しい発見があります。

    僕もちょこちょこちょこちょこ彼女が提唱する「PCDAサイクル」はやっているのですが、みなさまお分かりいただけますでしょうか?ま、それはさておいて、自分の主催しているブログに関しては勝間さんの言うところの『αブロガー』の定義で言う「月間5万pv」はあと少しで達成できるんですね。

    ここまで行けばある程度は成功だと書いているんですよ。それもこの本のおかげかと思っています。まぁでもどうなんすかねぇ。実感として成功したという感はあんまりないんですけどこれからもこの本を読み返しながら淡々と続けていくのみです。これからもこの人の本を手がかりにして、自分自身を「カイゼン」していければと思っています。

  • NDCは547.4
    ブログやツイッターを始める人、続けたい人に参考になる

  • 久々に勝間さんの書籍を読みました。
    先日読んだ鹿田尚樹さん『10分間リーディング」の中で、たくさん関連する書籍を紹介していたのですが、ブログの文章術としてこの書籍を紹介されていましたので、早速手にとってみました。

    一見、ブログを開設し、活用することで現在の状況に登りつめた勝間さんのサクセスストーリーであり、目立つ方法としてブログをいかに活用していくか、という風に読めなくもないのですが、主題はあくまでインターネット・メディアをうまく活用して、人生を有意義なものにしようというもの。『目立つ力』というタイトルが余計誤解を与えてしまう印象があるような気がします。

    私個人としては、決してブログで目立とうとかビジネスをしようと考えているつもりは毛頭ないまま、読み進めたわけですが、一番興味を持った部分は、ブログの目的として、「思考の整理」をあげている部分。きっとこの箇所が一番のポイントなのではないかと思ってしまいました。

    そして、これこそが、私がこのブクログに書籍の感想や引用を記録している目的なのだと再認識しました。

    書籍の感想などを記録し、アクションにいかにつなげていくか。
    そのための手段として、ブログなどを活用できれば、より効果的なのではないでしょうか。



    ブログを中心としたインターネット・メディア戦略の手続き
    ①コンセプトを決める
     ・自分が得意だと思うものと人が面白いと思うものは違う
     ・ストレングス・ファインダー、他者よりも優位な情報を得られる分野を見つける
    ②目的を決める
     ・思考の整理、ビジネス、出版
    ③コンテンツを決める
     ・集客力のあるコンテンツ:ディテールに踏み込んだマニアックな情報か最先端の情報
     ・持続力のあるコンテンツ:いちばん情熱を傾け、時間を使い、お金を使っている経験こそが、読み手にとって最も面白い経験
    ④読者を想定する
    ⑤差別化を考える

    面白いブログを書くための20のルール
    ブログに合う文章=文章の上手い・下手よりは、その人らしい文章
    ①スクロールせずに読める長さで週1回は書く
    ②1話完結を目指す
    ③既存のメディアにできない付加価値をつける
    ④行間をたくさんあけることを厭わない
    ⑤文字の形や色選びには意味がある
    ⑥最初の2行を選ぶ
    ⑦自分らしさの出る文章をわかりやすく
    ⑧「わかる、わかる」という内容で
    ⑨「自分の事例」「アンソロジー形式」を利用して、親しみを持たせる
    ⑩「私の代わりに○○してくれて、ありがとう」ブログを目指す
    ⑪文章力はいらない
    ⑫ふだんから面白く話している人のまねをする
    ⑬役に立つフレーズを入れる
    ⑭共通体験、流通している言葉を使う
    ⑮コンテンツとしてのアフィリエイトと広告を活用する
    ⑯コンテンツ力を編集力を重視する
    ⑰RSSリーダー対策
    ⑱人気エントリーにするために
    ⑲コンテンツ作成上のルールを守る
    ⑳読んでくださっている人への、感謝の気持ちを忘れない

    <この本から得られた気づきとアクション>
    ・インターネット・メディアは手段である
    ・思考を整理することで、次につなげよう

    鹿田さんのアドバイスに従い、目次も記録してみることにしました。
    <目次>
    第一章 インターネット・メディアの可能性と威力を知る
    第二章 ステップ1 Plan―戦略を考える
    第三章 ステップ2 Do―表現する
    第四章 ステップ3 Check & Action―改善・継続する
    第五章 達人に学ぶ 座談会「αブロガーへの道」(小飼弾&村山らむね)
    勝間和代が選ぶ お手本にしたい達人アカウント一覧

  • 題名からは想像つかないが、いかにブログ(広くはインターネット)を使って目立つか。
    ただ目立つことが目的ではなく目立つことによって得られる効果が目的らしい。
    感覚的にちょっと読みにくかったが、電子ガジェット好きの勝間さんならでは。
    本格的にブログをやりたいひとにはオススメ。

  • むかーし図書館に予約しておいた本が今頃回ってきました。内容は、ブログの書き方の本なんですが、ここはさすが師匠。単なるノウハウ本ではなく、現在のソーシャルツール・ブームに向けての準備であることを説いている。今だからわかる、ネットでの情報配信の極意をまとめた本。

  • 実は勝間和代なる著者を全く知らずに、内容で選んだ一冊。

    人物としての好き嫌いはあるけれども、書かれている内容は納得できます。
    インターネットを駆使して、以下に自分のブランドを確立するか?
    それには、用意周到な企画戦略が重要ですよということ。

    ある意味、Facebookのブランディング手法と通ずるところがあるように思います。

    著者と同じ情熱を持ち、同じ質と量で情報発信するのは、
    並大抵の努力では出来ないということだけは十分理解できました。

  • * ブログ(やSNSサイト、ミニブログなど)を始めてネット上にアイデンティティを持とう。その効能は、
    1. 自己顕示欲が昇華される
    2. 思考が整理され、日常での物事の捉え方が変わる
    3. 自分の記事が誰かの役に立つかも
    4. 新たな出会いがあるかも

    * ブログを続けるには戦略が必要。それは、
    1. 細々とでもとにかく続けることが大事
    2. コンテンツが大事。でも最初は思考整理目的でいい。

  • サブタイトルの通り、インターネットで人生を変える方法が詰まっている。この本を読んでしまったら、スタートを切らざるを得ない。

  • 目立つことは自分の夢を達成しやすくする手段であり目的ではないと著者は説く。

    インターネットメディアは使い方次第で、自分を知ってもらうためのコスト、
    すなわち自分営業コストを徹底的に下げることになり、自分に対して
    新しいチャンスを運んでくる鍵になる。

    本書はインターネットメディアを通じて、不特定多数とのコミュニケーションを
    どのように行っていくのかについての方法論をPDCAサイクルでまとめたもの。

    初心者向けで内容は抽象的だった。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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