英語多読法 (小学館101新書) (小学館101新書 83)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250837

感想・レビュー・書評

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  • これまで挫折を繰り返してばかりで、結局取り組めなかった多読。本の世界に、ようやく素直に向き合えるかもしれない。

    教養がない、本が読めない、英語が読めない、というコンプレックスなど、実にくだらないと思えるほど、広い世界が待っているはず。

    わからない単語はほとんどないレベルがちょうどいいそうだ。難しい英文はダメ。読みたくても、今はまだ、その時ではない、って事。また、その時が来たら読もう、で、いいじゃない。読める本もあるんだから。

    今はまだ、読めない本もある。その事実を受け入れて、気になる本は悩んでいる間に読み始めればいい。面白くなかったら、いつでも止めていいんだから。

    読みたい→読めない→がっかりする→あきらめる→読めない→読みたい‥ の繰り返しは、もうおしまい。

    読んでいるうちに、読めるようになる、以前、多読のSIGで知り合った人は、そう言っていたっけ。

  • とりあえずいっぱい読むと分かることもある

  • 【いいかも!】
    理解できる本をたくさん読み、多読している間に英語の言い回し、よく出る単語がわかるという学習法です。
    なるほど!

    本を読むのが好きなら、英語の本をたくさん読めばいいのですね。
    気づきませんでした。

    早速、OBW StarterとPGR Easystartsの2冊をアマゾンで注文しました。
    初級クラス(英語圏では幼児用)の本ですが、このレベルで、もしむずかしいと感じたらショックですね。

    とりあえず、本が届くのを待ちます。(←かかってこいや!高田風に)

  • もう一回英語やろうかなと思いまして(^_^)
    伊藤和夫とか懐かしすぎ(T_T)
    英文解釈教室…
    まあ、読めばいいわけですよ。
    記録つけます。

  • 自分のレベルに合った段階別の英語のリーダー(読本)をつかった多読法の有用性とそのはじめ方について書かれた本。

    本書には「英語読書を楽しく続けるための多読三原則」として以下のように書いてある。
    ①辞書は引かない⇒辞書を引かずに楽しめるものを読む
    ②わからないところは飛ばす⇒わかるところをつなげて読む
    ③つまらなければやめる⇒自分が面白いと思う本を選んで読む

    多読を長く続く「読書習慣」にするには、自分のレベルに合った本を中心に読むことに加えて、それよりも簡単な本・難しい本も織り交ぜながら読むのがポイントとのこと。そして、難しい、つまらないと感じたら読むのをやめて、自分のレベルに合った本に戻ること。苦痛なものを無理して読んでも楽しくないし、そもそも効率的ではない。
    これって普段の日本語の読書にも言えることで、多読を「勉強」にするのではなく、「習慣」にするためには非常に大切なことだと感じた。

  • 英語多読法の本二冊目。「英語は多読が一番! (ちくまプリマー新書)クリストファー・ベルトン」よりもメソッドが明確に述べられていた。英語の小説を読みながら英語力も上がれば一石二鳥だと思ってた。しかし多読で一般的な小説は難しすぎるため教材として使われている本を使うのが良い、と著者は述べている。方法は実際にSEGという著者が開いている塾で行われている手法だけあってかなり具体的。少し心不安なのは東大合格者を中心に高いレベルの生徒の実績が多く挙げられていたこと。多読が合わない生徒もいるはずだし、総人数にしてどういう成績なのかが詳しく知りたかった。多読を推奨する本でネガティブなことは書かないだろうが、多読だけでなく文法などの勉強も並行してやるべきと認めている。多読は簡単過ぎるくらいのレベルから始めるってのがこの本の要点。教材紹介は参考になった。

  • 自分のレベルに合わせた英語の本をどんどん読んでいくうちに、語彙力がつく。語彙2000語をマスターすれば英語は使えるとのこと。5%以下の知らない単語がある程度から始めるのがよい。難しいものから始めると理解力がなくつまらない。
    OBWstarterから始めた方が良さそうだ。YL0.3-0.5からスタート。20冊ほどクリアした方がよいから図書館で探す方がよい。

    この本の前半はデータを良く使い、後半はどのような本を読むとよいかがある。中盤で進め方が書いてある。
    簡単に言うと、「簡単なものをたくさん読むこと。好きな本を読むこと。レベルに合ったものを選ぶこと。」文法から入るより、語彙力やリーディング力をつけた方が身につくことが書いてあった。

  • 「大学への数学」の著者で有名な古川昭夫の英語多読法の指南書。

    リーディング、スピーキング力向上に役立つとされる英語多読法について、主に初級者向けにそのやり方が詳しく書かれている。

    内容を8割程度理解できる本から始めて、辞書を一切ひかずに100万語読み切れば日常会話で使う殆どの単語•言い回しははその使い方も含めて頭に定着するとの事。

    語彙、フレーズは蓄積されていくとは思うが、必ずしもTOEIC等のスコアアップに直結する訳ではなさそう。

  • 多読学会を立ち上げた人の書いた本なので、さすがによくわかる説明だった。
    批判も飲み込んだ上で、有用性を語っていたのも良いと思う。
    参考になる話がたくさんあって得るものは大きかった。

  • 伊藤和夫先生の本で受験を切り抜け、その時の読み方を頼りにまだ英語を勉強しているが、新しい勉強法は説得力もあり、興味が持てた。

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