- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098250837
感想・レビュー・書評
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まぁ、普通。そりゃあ、沢山読まなきゃ英語はできるようにならんよね。
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読了:2011/6/12
多聴多読マガジン「300万語多読成功プラン」の次に読んだ多読本。
■多読三原則
(1) 辞書は引かない
(2) 分からないところはとばす
(3) つまらなければやめる
をややポジティブな方向に裏返して、
(1) 辞書を引かずに楽しめる物を読む
→ 未知の単語が全体の5%以下の本
(2) 分かるところをつなげて読む
→ 文脈からの類推力がつく
(3) 自分が面白いと思う本を選んで読む
→ モチベーションの維持
としているのがなるほどな、と思った。
■本当に7割理解でいいの?
・英語力の伸び = 読書量 * (理解度 ^ 4)
という仮説をもとに(妥当なのかどうかよく分からんが)、
理解度9割で2冊/日しか本を読めない場合と、理解度7割でも7冊/日の本を読んだ場合、
・2 * 0.9 ^ 4 = 1.3
・7 * 0.7 ^ 4 = 1.7
という結果から多読の効果を主張しているところが面白いな、と思った。
というのは、自分の経験則から
100%理解しようとするとなかなかページ数が進まない
→ 停滞感を感じる
→ 嫌になる、飽きる
→ 結局身につかない
というのを実感しているので。
あと、7割の理解を9割に上げるのって、5割を7割に上げる場合よりずっとずっと労力と時間がかかると感じる。この点からも7割理解を推奨することには共感できる。
■読書日記
読書日記は大事だな、と共感した。特に、読んだ語数と1行程度の感想、というごくごく簡単なフォーマットにすること、というところが。
自分が英字新聞を読み始めたときも、1記事1記事ていねいに
・未知の単語
・文法事項
・構文解析のプロセス
などを詳細にノートにまとめていたが、あっという間に続かなくなった。理由は、労力と時間がかかり過ぎるから。
・まとめをしていると時間が無くなる
→ 英字新聞本体を読む時間が無くなる
という本末転倒に陥っていた。
その後、
・読んだ語数
・かかった時間
・未知の単語(3つまで)
のみをExcelで記録するようにしたら、どんどん増えていく「読破語数」や、上下変動しつつも着実に上がっていく「WPM」(グラフにした)がモチベーションアップにつながった。
■次のレベルに進む目安
・飽きが来たとき
らしいが、自分としては
・ネイティブの標準速度(250~300wpm)でコンスタントに読めるようになっとき
という基準もありかな、と思う。 -
一度挫折しちゃったんだけど、またSSSやろうとおもひまふ。
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「英語多読法」は、従来の精読中心の英語教育に疑問を投げかける1冊であり、非常に読み応えがあった。
まず、学習データをきちんと開示している点が信頼の置ける点である。
次に、学習の様子が分かりやすく描写されている点もよい。
最後に、きちんと英語多読を始める上でどういう本を読めばいいかのブックガイドがついている。
筆者の「英語多読法」への出会いのシーンも含めて、「新書らしい新書」。 -
多読を始める事を決意。頑張るというより楽しむさ!
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期待も込めて星5つ。本好きとして、いつかやらねばと思っていた英語多読なのでこれを機に始めてみたいと思います。1年以上サボってたけど、勉強再開。続くかな~、続くといいな~。
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最近はやりの多読法が、実証に基づく手法であることがわかり、非常に参考になった。
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図書館で借りてみた。具体的な本の紹介というよりは。啓蒙な内容がメイン。
2010/6刊行と新しめな本だからKindleとかも触れてるかなと思ったら、そうでもなかった。
「辞書を引かずに楽しめるものを読む」
「わかるところをつなげて読む」
「自分が面白いと思う本を選んで読む」 -
副題の’やさしい本で始めれば使える英語は必ず身につく’が納得できる本。英語を難しくとらえずに学んでいく学習メソッドが体系化されつつある。英語多読がここまで、体系化されてきたことがうれしい。
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英語多読法のノウハウ本を期待して購入したのだが、
予想に反して、多読がいかにすぐれた勉強法かの裏付けの説明がほとんどだった。
10分ぐらいで読み終わってしまった。
結局自分のレベルは読んでみないとわからないってことか。