村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001463

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  • アメリカ生活の話など村上さんの日常を隠れて見ちゃった感じ

  • 7月31日読了

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    アメリカのケンブリッジに住んだ’93年から’95年にかけての滞在記。ボストン・マラソンに向けて昴揚していく街の表情、「猫の喜ぶビデオ」の驚くべき効果、年末に車が盗まれて困り果てた話、等々なごやか(?)なエピソードの中に、追悼特集で報じられたニクソン元大統領の意外な一面や、帰国後訪れた震災後の神戸の光景がキラリと光る。水丸画伯と陽子夫人が絵と写真で参加した絵日記風エッセイ集。

  • 080509(s 080720)
    080529(n 080816)
    081001(n 081011)

  • 読みたい本

  • 比喩や暗喩やジョークがおそらく僕にとって唐突かつ映像的でふいに声を出して笑ってしまう。という視点では電車で読むには向かないと思う。風刺的な面も核心を得ているのだけれども客観と主観のバランスが気持ち良くてわかり易い。人間的にとてもおもしろい人なのだろうなと思う。

  • 外国での春樹さんの生活がテーマのエッセイが収められている。『やがて哀しき外国語』の続編らしい。

    猫がやたら出てくる。あと春樹さんの写真もちらほら。写真は奥さんの撮影。

  • こんな風に日々を綴ってみたい。

  • なんだか猫が好きになってしまいそう。
    のんびりゆるく心地よい春樹節のなかで、ときどき“はっ”とか“ぴり”ってする部分がたまらない。“小確幸”“Always remember,others may hate you, but those who hate you don't win unless you hate them. ”とかね。英文はニクソン大統領の言葉。“このことをよく覚えておきたまえ。もし他人が君を憎んだとしても、君があいてを憎み返さないかぎり、彼らが君に打ち勝つことはないんだよ”だって。確かに味わいのある言葉。

  • 「小確幸」いいね〜(笑)。村上春樹のエッセイは力が抜けてる中にも健康的な力強さがあって好き。健全な善いものを感じて、読んでて気分が良くなる。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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