吾輩も猫である (新潮文庫)

  • 新潮社
3.16
  • (22)
  • (86)
  • (218)
  • (49)
  • (10)
本棚登録 : 1824
感想 : 171
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010502

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 全部が全部面白かったわけではなかった。原田マハさんと村上由佳さんの作品が好きだった。この本を購入したのは「我輩堂」。我輩堂に愛着が湧き、オンラインショップだけど実店舗があったらどんなんだろうな、行きたいな、と想像した。

  • 新井素子が個人的に好きすぎた。ゴキブリ!笑

  • おいらは犬派だが、新井素子、原田マハという好きな作家さんが書いていれば読まないわけにはいきません。

  • どの話も、面白かった。猫を擬人化した話、猫の心情や、人間との関わりから感じられる雰囲気が出ていて、吾輩は猫であるをオリジナリティー溢れる作風で冒頭の一文も個性溢れるもので、楽しめた。猫の気持ちというのは、わかる部分もあり、わからない部分もあり、伝わっているつもりでも、うまく伝わらないもどかしさも感じたりと、奥を感じるのもある。4コマ漫画は、ほのぼのさあり、新鮮味あって良かった。

  • ネコ尽くしのアンソロジーということで、ハードルを上げ過ぎたかなぁ。ちょっと予想した雰囲気とは違ったみたい。
    赤川さんは鉄板の面白さで、その先にさらに期待度が高まっちゃったし。
    荻原さんの収録作が漫画でびっくり。原案ってことでなくご本人がお描きになったのよね。多才だなぁ。
    恩田さんの「惻隠」のオチはさすが。らせん階段みたいに少しずつずれたような繰り返しの文章がそこに行くとは。
    村山由佳さんのは、ラストはかなり好き。

  • 表紙はまんが夜廻り猫にでている宙さんです!

  • 「猫は人間より崇高な生き物である」というような観念が複数の話に織り込まれていて、なんとも愛猫家らしいな、と思った。
    猫を好きな人、飼っている人には是非読んで欲しい短編集。

  • 吾輩は猫であるに出てくる、人間社会を批判的に分析するあの名前がまだない猫をモチーフにした短編集。猫になった人、死にかけた猫、気ままに生きる猫、など様々な猫が登場し、飼い主をいろいろな角度から分析する。テーマがやや限定的で一話も短いからか、お話自体には想像していたよりもバラエティに富んではいなかった。

  • つまらん
    渋々書いている、書かされている感じ。作家としてのセキニンカン欠如

  • 著名な猫好き作家陣が不朽の名作夏目漱石の「吾輩は猫である」に挑む。
    猫の小さな仕草ひとつも繊細に描写されていて、猫愛を感じます。
    猫に狂った人間(わたし)にはたまらない、笑
    その中でも原田マハさんの「飛梅」は1番好みな作風でした。

全171件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×