- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101058276
感想・レビュー・書評
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読み終わった後、温かい気持ちになる本。角田さんの小説はあまり好きではないのだけど、これは読後感がとても良かった!
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いわゆるマタニティー小説。今までほとんど興味が持てなかった分野。それは、結局「新しい命の誕生ってスゴイ」で全てが良いことにされる印象があったので。/で、この本はというと。多少、そんなにうまく行くのかあ……?という箇所はあるものの、一人称でとても正直に書かれている印象。お腹の子供や昔の恋人、父、夫…色々な人に対する気持ちが良いほうにも悪いほうにも細かく変わっているのがよかった。「母親学級」への違和感なども好きな箇所。丁寧だけどさらっと読める文体。読後感が良い。絵が優しい感じで好き。
角田光代の他の作品はあまり印象に残っていないので、新刊が出ても特に気にしていなかったけど、この小説はよかった。
(2013.8) -
子どもが欲しくなった。とてもあたたかい気分になれる。
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なんというか、勇気が出る本。
しかもエッセイでもなく正真正銘の小説というのだから驚き。 -
妊娠から出産の直前までの出来事や心情などを日記形式で書いてあり、とても読みやすい。妊婦さんってこういう気持ちになるのかなぁ、とか考えると自分にもいつかこんな時が来るのかな、という思いにかわってなんとなく妊娠が楽しみになった。
作者の角田さんは妊娠したからこの小説を書いたわけではないというからなんだか余計おもしろいなって思った。 -
妊娠
どんななんだろう???? 気になる
周囲の友達に聞くと
「旦那サマの方が ナーバスになっちゃってたよぉ」だそうで
旦那の的のハズレ感 明るくなる~
すべては母に前向きには なれないのかもしれないね -
タイムリーすぎて、共感できない部分と共感しすぎる部分があって、ふしぎな感覚。
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130825
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うどちゃにおすすめ妊娠日記w
唐突な喜び。
でもただただ幸せってわけでもない。
心が体に追いつかない感じ。
自分だけで精一杯だったのに、さらに守らなくてはならない存在。
どうする自分。
いつか妊娠したときに再読したい。