項羽と劉邦(下) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101152332

感想・レビュー・書評

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  • ここまで主体性が無く戦争に弱い勝者はいないかもね。人より勝るのは仲間に慕われる事のみで中華統一、逆に不世出の英雄。劉備も曹操みたいに優秀だったら周りから担がれてなかっただろう。何も無い事を自覚して劉邦をなぞったのかもね。

  • 項羽は自尊心の強さが敗因
    最後まで天に負けたとか言っている
    そういう所が駄目

  • 再読。

    もう少し物語然としたものを読みたかった。
    その時、誰がどのようにしてどう考えてたかを作家の想像で描き切ったものを読みたい。
    時にはケレン味たっぷりで。
    美味しく料理できそうな登場人物ばかりのようなので他の作家の作品に期待。
    北方謙三、田中芳樹作品あたりでなってないだろうか?

  • 感想は上巻ご参照(σ・ω・)σ
    https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/4101152314

  • 1

  • 2018.11.2(金)¥100(-15%引き)+税。
    2018.11.23(金)。

  • 項羽と劉邦、両雄の戦いは、結局、武勇に劣るも糧食の確保に抜け目の無かった劉邦が勝利した。項羽の愛妾、虞姫(虞美人)、垓下城で辺り一面から故地楚の歌が聞こえて敗北を悟るくだり、四面楚歌。

  • 圧巻のラストに驚き

  • 項羽のカリスマ性に対して、劉邦のもつリーダーシップ、理解するのが難しい。少なくとも、いままでの人生で近い人を見たことがない。

  •  ついに最終決戦が書かれます。
     しかしながら,項羽の死をもって終わりとなる結末がどうにもあっけなく感じます。この後の漢の行く末を少しでも書いあれば余韻もあるのに,と思いつつ,漢のこの後を考えると書きづらいのも理解できるしと,複雑な気持ちになってしまいます。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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