ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

著者 : 塩野七生

• 新潮社 (2002年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ymkdさんの感想 · 2018年10月21日]

ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)

[stazily28さんの感想 · 2018年10月17日]

https://goo.gl/forms/Lez7gwIsz1wMX5X23

[pappukun0623さんの感想 · 2018年7月29日]

再読。相変わらず面白いの一言。ハンニバル、スキピオ・アフリカヌスという古代史に残る名将の活躍が書かれており、戦術本としても一級品。まあ、「カンネの会戦」は軍隊の戦術研究として世界中で使われているそうなので、当たり前かも知れないが。いずれにしても「相手の主戦力を非戦力化する」という戦術を徹底したハンニバルとスキピオの天才性には脱帽。さらには、ハンニバルに負け続けながらも最終的に勝利をおさめるローマの政治機構の見事さにも脱帽。

[JOELさんの感想 · 2018年7月28日]

建国から500年をかけイタリア半島を統一したローマが、初めて海を隔てた戦を経験する。

シチリア島をめぐる、
対カルタゴ戦争である第一次ポエニ戦役である。

今まで陸地の攻防で500年を費やしていたローマには海軍は存在せず、海軍設立の翌年にして地中海屈指の海軍国家であるカルタゴに戦いを挑み勝利する。

初体験であり未経験であるからこそ、
従来の造船にとらわれずに、自国の弱みである水上戦を陸上戦に切り替えるという離れ業をやったのけた。

史上最悪の海難事故にあいながらも、
シチリア島を制し、第一次ポエニ戦役はローマが勝利となり、一旦幕を閉じる。


教科書に載っている歴史は結果のみの列挙であるが、
真の歴史の面白味はプロセスこそにある。

塩野七生氏の著書を読み、歴史のプロセスを愉しませてもらっている。

[wakami1984さんの感想 · 2018年6月27日]

船沈みすぎ

[Yukirobbinsonさんの感想 · 2018年5月10日]

先輩に薦められ手に取った作品。
教養として古代ローマ史を学びたい方の必読書です。
ハンニバルからカエサルまで一気に通読してしまったぐらい面白かったです。

[zerotester21さんの感想 · 2018年1月24日]

　血湧き肉躍る合戦の日々( ´ ▽ ` )ﾉ
　カルタゴもガリアもぶっつぶせ( ´ ▽ ` )ﾉ
　なんか、講談本を読んでるようなワクワク感があって、面白かった( ´ ▽ ` )ﾉ

　ローマ人の几帳面さ（マニュアル主義）、どこか今の日本人っぽい……けど、異民族をつぎつぎ取り込んでいくとこは決定的に違うか( ´ ▽ ` )ﾉ

　巻末、ローマ軍の編成を長々詳細に解説してるのには辟易……(>_<)
　そこらへんはさすがに読み流し……



　……正直、薄ペラ本のレビューを一巻ごと書いてくのもしんどくなってきたなあ……(´ｪ`)ﾝ-…
　ハードカバー版の区切りに準じて、まとめて書いたほうがいいかも……(´ｪ`)ﾝ-…

2018/01/24
　

[ravenclaw55さんの感想 · 2017年10月14日]

地中海の覇権を巡ってローマとカルタゴが１世紀以上にわたって争ったポエニ戦役を３巻にわたって描く。

[nekohoumuさんの感想 · 2017年8月3日]

シリーズ「ローマ人の物語」の3巻目。今回は第一次ポエニ戦役の前後。ローマ人がカルタゴを相手にどのように闘ったのかがリアルに伝わってくる。

[kysinoさんの感想 · 2017年7月25日]

イタリア半島を統一したローマと北アフリカの大国カルタゴとのポエニ戦役を描く。ハンニバルという名前が今も知られているのがよく分かるほど活躍する。