- Amazon.co.jp ・本 (546ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101316734
感想・レビュー・書評
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図書館で。
会心の作品を作った!と思った家が空き家になっていた…というのは確かにショックなのかも。建築士も大変だな…
個人的には奥さんとの離婚の過程がイマイチよくわからない。単なるコミュニケーション不足ってことなのかな?
良い話ではあるのだろうけれども、会社の社長とか、父親とか色々話が飛ぶので個々のエピソードを追いかけているうちに終わったなぁという感じでした。結局椅子はどうだったんだっけかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
行方不明のクライアント
ビッグプロジェクトへの挑戦
ふたつの大きな柱を軸に謎の真相が明らかになって
進展する物語
細かい枝の部分も一つになって物語が完結する
さわやか、スカッとする読後感 -
後半は展開が良くなったが前半は動きがあまりなく正直イライラしました。長編だから仕方がないと思うけど、もう少しテンポが良ければ評価は変わったのかもしれません。ラストももう少し驚く結末だと良かったな~
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大分前に読んだから、ハッキリ覚えとらへんわ
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本屋大賞のランクイン読んでみようかな&横山秀夫さんって本当に凄い長い間一線級で活躍されてるなぁと言うことで読書。
・あらすじ
主人公が設計した家に引っ越したはずの仲睦まじい夫婦。しかし住まれた形跡のない家に残されたのは「タウトの椅子」。彼らは何処へ消えたのか?
色々と建築系の専門用語が多いのでそこらへんは飛ばし読みしましたが割と面白かったかなと。こういうテーマで話を広げられるなんて、小説家さんは凄いなぁと感心して読みました。 -
うーん、期待していたのですがイマイチでした。
一級建築士の青瀬は、吉野という夫婦から「自分が住みたい家を建ててほしい」との依頼を受けた。
施工した家はバブル崩壊以降信念を持たず仕事をしてきた青瀬自身も満足のいく仕上がりで、吉野夫妻も大変喜んでいた。
だが、あることを機に吉野家がそこに越してきていないことを知る。
吉野はなぜ、新居に越してこないまま姿を消したのかー。
50ページ読んでも100ページ読んでも200ページ読んでも面白さが見出だせず、惰性で読み進めました。
最後に分かる吉野が青瀬に新居の設計を依頼し、姿を消した理由はまずまずでしたが、このストーリーじゃなくてもよかったのでは?と思います。
タウトを中心とした建築作品の描写は専門書にも(きっと)勝るとも劣らない素晴らしさなのだろうと推測しますが、だとしたらミステリーの要素が邪魔をします。
ミステリー中心に描くなら、建築に関する細かすぎる描写が邪魔になります。
吉野家失踪と、作品のほとんどを占める建築物の描写の因果関係がないに等しい故にまとまりがない印象を受けました。
肉付けの仕方が下手。
ただの本好きの感想ですが、その一言に尽きました。
2020年12冊目。 -
久々の横山秀夫。記憶では警察小説イメージが強く
残ってたけど、痺れるストーリーでした。 -
「美しい建物」が好きだ。質実で、堅牢で、守ってくれる、という安心感がある。土地に根付き、愛され、必要とされている。それはきっと、人物像に対しても言える。
かつて見た映像化作品では網膜に浮かばなかった、愛が見える。活字を通じて物語る。 -
ノースライト
背負ってきた過去
今を生きる
少し先の未来も考える
主人公の家族仕事人生
何かしらどこかしら自分の人生と重なる
ミステリー!?なのかどうかはよくわからないけれども -
素敵なミステリーだなと思いました。
最初はなかなか読み進められなかったけど、
後半につれて、どんどん色んな事がわかって、
それぞれが繋がって後半は一気に読みました。
美しい小説だなと、読んでよかったと思いました。