X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101332567

感想・レビュー・書評

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  • 朝井くんと伊坂さん目当てで手に取ったのですがすでに「何様」と「ジャイロスコープ」に収録されており読了済みだったのが残念。
    クリスマスの時期に読みたくなるアンソロジー

  • このセットリストがまず素晴らしいなぁ。
    この豪華な面子で、各々の素晴らしい短編を、この順番で読めることが素晴らしい。

    個人的にはやはり伊坂氏のクリスマスがすきだなぁ。ある意味大きな夢があるし、わたしもこの組織をお手伝いしたい。

    三浦しをんさんのラストもすごくいい。
    これがラストだからとても気持ちよく終われる。

    人生最良の日。
    みんながそれを迎えられますように。

  • 好きな作家さんがたくさんいたのでクリスマス前ということもあって手にした本だった。
    クリスマス前は恋愛や家族との愛の話が読みたくなるので手にしたが、割とクセ強めだった。
    どの話にもクリスマス前だからといって浮かれてばかりはいられないそれぞれの普通の日常があり、気にせず過ぎていく年もあるけれどたまに起きるキッカケが確かクリスマスだった、と後になってからクリスマスという日が特別な日になるのかなと思った。

  • 各作家が、ニヤニヤしながら書いたんじゃないかな?と
    想像してしまうような、ユニークな設定で
    コミカルな内容ばかりだった。
    三浦しをん「荒野の果てに」は、ぜひ映像化してほしい!

  • 個人的には朝井リョウさんの「逆算」が好き。
    でも全体的に全部のお話が面白くて、満足。
    テーマがクリスマスだからキラキラした話ばかりなのかなと思ったけど、意外と重かった。

  • さすが豪華な作家たち。クリスマスにイメージされる華やかさ、あたたかさ、切なさだけではない、突拍子もない設定ありの面白い話ばかりでした。

  • クリスマスに温かいラブストーリーが主流という世の中に、このオムニバス作品は真逆の切り口。
    とくに「逆算」では、私も主人公と似たようなことを考えていたときがあって、傷口をえぐられる気持ちになってしまった。
    しかし、クリスマスが近づくたびに読みたい一冊。

  • 毎年この時期になると読み返しています。
    好きな作家さんしかいない!
    贅沢な短編集です。
    全部好きな作品です。

    皆様にも素敵なクリスマスが訪れますように。

  • 朝井リョウ:最後の一言で笑った。でも沢渡はなんで悩みの種に気づけたんやろ。
    あさのあつこ:切ない。世にもっぽい。
    伊坂幸太郎:最初に蒔いた種がいつ実るのか楽しみにさせるから素晴らしい。
    白河三兎:ませた子供もいいとこあるよな。主人公と店主との出会いもほっこりする

    全体的にそんなにクリスマス関係ない笑

  • クリスマスの日に起きた
    6つの奇跡のアンソロジー。

    朝井リョウさん、白川三兎さん
    はじめましてです。

    ストーリーとして心に残ったのは
    白川三兎さんの 「子の心、サンタ知らず」

    太志と匡、そして伊代子の三人関係が
    ほのぼとしていていい感じでした。

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

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