X’mas Stories: 一年でいちばん奇跡が起きる日 (新潮文庫)

著者 : 朝井リョウ あさのあつこ 伊坂幸太郎 恩田陸 白河三兎 三浦しをん

• 新潮社 (2016年11月14日発売)

感想・レビュー・書評

[いちごんさんの感想 · 2022年12月26日]

クリスマスなので、読んでみた。
いろいろな視点からのクリスマスはおもしろいし、さすがどの作家さんも作り込まれていて楽しかった。

でも、やはりクリスマスはハッピーになる話を読みたい！と思ってしまった。朝井リョウさん、白河三兎さんの話はすこしほんわかしたかな。キリシタンの話はちょっときついな〜

[えりんぎさんの感想 · 2022年12月25日]

クリスマスに一気読み
読む前に想像してたものとは違くてちょっと驚いたけど、色んなクリスマスの描き方があって面白い
伊坂幸太郎さんの『一人では無理がある』と三浦しをんさんの『荒野の果てに』が好き

[ストレンジャーさんの感想 · 2022年5月26日]

どの章もう〜ん…な感じ。
ただ、あさのあつこの章は良かった。

[鮭子さんの感想 · 2022年1月13日]

朝井リョウさんの小説を初めて読んだけど、とても面白かった！
他のも買ってみよーっと

[I.M.O.さんの感想 · 2021年5月17日]

文字通り僕のもとに奇跡をもたらした本です。
帯にくっついていた応募券で伊坂幸太郎のサインが当たったのです。
当アンソロジーに収録された小品「一人では無理がある」に感銘を受けておりましたから、それはそれは喜びました。葉書一葉では無理があるかと半ば諦めかけていた矢先。やたら情熱というか熱情を籠めて書き込んだ読後感想が評価されたのかしらん。それとも縁取りに張り巡らしたマスキング・テープが奏功したのか。あるいは運か。
奇跡は起こるものですね。そういえばその、インフルエンザに罹らぬよう書き添え祈ってくだすったサインを頂戴してから、かの熱病に冒されていない気がします。なかなか霊験あらたか。おコロナ退散もあわせて祈願。

[sbiiiafさんの感想 · 2021年4月25日]

朝井さんの「逆算」、クリスマスに仕込まれた子だーって凹んでて、実は2月ごろだってわかってほっとする話。あさのあつこは恋人を殺した話かと思ったら、恋人はずっと見守ってくれてて、次の婚約者から救ってくれて的な。あとはクリスマスプレゼント間違えたおかげで命が助かったとか、江戸時代からタイムスリップした話とか。まあ面白かった！

[ももち。さんの感想 · 2020年12月29日]

アンソロジーの本はなかなか読まないけど、クリスマスシーズンにクリスマスの話を読みたくて借りた1冊。
伊坂幸太郎さんのお話がとても印象的で、本当にあんな会社があって、世界がサンタによって守られていたら素敵だなと思った。
朝井リョウさんの逆算もほんわか。
恩田陸さんの話はいつかほんとになりそう、でちょっとぞくりとした。

[ぴよみさんの感想 · 2020年2月3日]

全体的に、まあまあ、微妙な、感じでした。
三浦しをんの話は良かった。切なくなりました。

[ひこぶーさん · 2020/03/31]

私も最終話がとても面白いと思いました。

[たまネコ♪さんの感想 · 2019年8月3日]

６人の作家さんによるクリスマスにまつわるショートストーリー。
わたしは あさのあつこさん「きみに伝えたくて」が好き。

[mishuranmanさんの感想 · 2017年12月17日]

アンソロジーはいいものだなと思って季節ものを借りてみた。借りて読むくらいでちょうどいいか。

著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。