ぼくの小鳥ちゃん

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4976
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101339184

感想・レビュー・書評

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  • 冬なのがいい。

  • 雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞い込んだ。「あたしはそのへんのひよわな小鳥とは違うんだから」ときっぱりいい、一番いいたべものは、ラム酒のかかったアイスクリーム、とゆずらないしっかり者。でもぼくの彼女をちょっと意識してるみたい。小鳥ちゃんとぼくと彼女と……冬の日々の物語。


    日常を書いている小説は、途中で飽きてしまうことが多いのですが、この本はイラストがたくさんあって、絵本のように読むことができました。
    小鳥ちゃんがスケートをする場面が好き。
    小鳥用のスケートぐつって、きっと小さくて可愛いんだろうなと思います。
    彼女の写真を倒してしまう嫉妬の仕方も可愛らしい。これぐらい小悪魔チックなほうが好きです。

    小鳥ちゃんが私の家にも来てくれたら、一緒にお茶しながらお喋りしたいな。
    小鳥が喋るメルヘンなお話で、ほっこりしました。

  • ちょっと生意気だけど憎めない可愛い小鳥ちゃん。
    一緒に暮らしてみたい?

    私は 小鳥ちゃんになりたいな。
    好きな人に だだこねて 振り回すの。
    やってみたいなー(笑)

  • オスネコがかいたくなった。

  • 小鳥ちゃんの自由奔放さがイイね♪

  • ことりちゃん、かわいい。

  • 雪の朝、ぼくの部屋に、小さな小鳥ちゃんが舞い込んだ。小鳥ちゃんとぼくと彼女と。

    小鳥ちゃんの絵がかわいかった。
    どこかせつない物語ですが、好きな本。角田さんの解説がまた、良かった。

  • 童話というかファンタジーというか、不思議なお話。

    雪の降る寒い朝、ぼくの部屋にやってきた小鳥ちゃん。小鳥ちゃんはラム酒の掛かったアイスクリームが好きで、堂々としていて、おしゃまな女の子。
    ぼくの部屋で暮らす日々。ぼくと恋人と小鳥ちゃん。その生活は微笑ましくてちょっと切ない。

    「きらきらひかる」の睦月と笑子と紺を思い出した。
    買ってよかったと思える本です。

  • ちょっと斜に構えたような態度とオンナ心いっぱいの小鳥ちゃんが凄く好き。小鳥ちゃんと私は似ている気がします。小鳥ちゃんになって好きな人の家に舞い込んでしまえたら、切なくて楽しいんだろうな。

  • ほんわか系の少しファンタジーなお話。ある日突然やってきた喋るかわいい小鳥ちゃんと彼女との少しだけ三角関係な日々。とくに大きな変化点もなくてあまり面白くなかった。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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