Story Seller annex (新潮文庫)

制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
  • 新潮社
3.15
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本棚登録 : 1624
感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101366760

感想・レビュー・書評

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  • 新潮文庫編のストーリーセラーannexを読みました。
    道尾秀介、近藤史恵、有川浩、米澤穂信、恩田陸、湊かなえの短編が収録されています。

    有川浩の二次元規制に対する雑談は楽しく読みました。
    検閲と表現の自由の対立といういつものテーマですが、二次元エロがテーマなだけにいろいろ脱線する雑談をおもしろく読みました。

    米澤穂信の万灯はバングラディシュに開発の拠点を置こうと奮闘するあまり犯罪に手を染めてしまう現地の所長が主人公ですが、エンディングに収束していく物語が秀逸で、引き込まれておもしろく読みました。

  • 選んで読んでた。
    ん~。やっぱり、短編集はどうかなぁ。

  • 2016年3月3日読了。「Story Seller」シリーズの別冊、いずれ劣らぬ有名作家たちの作品が一冊でコンパクトに楽しめる。話がどこに落着するか読めず異様なテンションで読ませる米澤穂信の「万灯」がベストかな、道尾秀介の「暗がりの子ども」もいいが、ハッピーエンドへの持って行き方に技巧が鼻に付く感じがする・・・。近藤史恵の自転車の話も相変わらずの面白さ。

  • ■ 1609.
    〈読破期間〉
    2016/1/20~2016/2/5

  • Story Seller, Story Seller 2 ,3 に続きannexを読んだ。
    1>3=annex>2って感じかな
    面白かった。

    面白かった順番と評価は以下の通り

    5○道尾秀介
    4○近藤史恵
    3◎有川浩
    1◎米澤穂信
    6△恩田陸
    2◎湊かなえ

    恩田さんの作品派実験的なもの?もしくは単品1本適当に流しちゃった感じなのかな。
    湊さんと近藤さんの作品は前作を読んだ読者もそうでない人も楽しめる所が良いですね。有川さんのもそうかな。
    米澤さんのが一番面白かった。よくねられてる。これぞ短編。

  • (収録作品)暗がりの子供(道尾秀介)/トゥラーダ(近藤史恵)/R-18-二次元規制についてとある出版関係者たちの雑談(有川浩)/万灯(米澤穂信)/ジョン・ファウルズを探して(恩田陸)/約束(湊かなえ)

  • 道尾秀介:『ノエル』にて読了済
    近藤史恵:『サヴァイヴ』にて読了済
    有川浩:うーん、なんだこれ。
    恩田陸:あまり印象に残らない……。論評?
    湊かなえ:『絶唱』読んでみたくなった。主人公は嫌い。
    米澤穂信:『満願』にて読了済

    読了済みの作品が多かった。道尾秀介と米澤穂信が抜けている印象。湊かなえの作品も良い。有川浩は正直ひどい。

  • 今回も豪華な作家陣。
    道尾秀介「暗がりの子供」はstory sell er1の「光の箱」からの続編のよう。
    米澤穂信は仕事に絡み付かれた会社員の話。伏線からのラストはいつもながらのじわじわくる怖さ。
    近藤史恵はいつものサイクルレース。異国での文化の違いから体調を崩しながらもそれを機に成長していく青年。
    それぞれに読みごたえがありました。
    後の3話はちょっと合わなかったかな。

  • 有川浩さんのStorySellerを検索していたらたまたまヒットした本。
    2・3を読むことなく先に読んでしまったのがとても悔やまれる-。
    豪華な7人の作家さんたちの短編集。

    中でも米澤穂信さんは群をぬいていたかも。短い文章のなかでこんなに引き込まれるとは。深い内容だったし。素晴らしかった。
    湊かなえさんの約束は3からの続編のようだったけど充分に読み込めた。トンガの国の情景が浮かんでくるようでとても良かった。

    早速2・3の予約しました。早く読みたいなー。

  • 284〜

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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