Story Seller annex (新潮文庫)

制作 : 新潮社ストーリーセラー編集部 
  • 新潮社
3.15
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本棚登録 : 1624
感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101366760

感想・レビュー・書評

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  • 好きな作家さんたちの短編ということで読んでみました。

    初めて読んだ作家さんが予想以上に面白かったので新しい発見がありました。

    それぞれのお話で理解できないところもあり、物語の本質がわからないことが多かったのでこの評価にしました。

  • さすが名の知れた作家先生の作品集だけあって、面白かった、けど、読んだことある短編が何本かあったのでちょっと損した気分。

  • 6人の作家による短編集。
    初読はいつか思い出せず、オチも忘れているので再読。

    1つめの道尾秀介「暗がりの子供」が一番読み応えがあってゾクゾク面白かった。

    4つめの米澤穂信「万灯」も読み応えあり。うへえ、という感想。

    最後の湊かなえ「約束」、
    うーん、こんな男は勘弁ですな。

    この3作品で★4です。アンソロジーはあたりがあれば儲けものだと思っているので。

    久しぶりに別世界に旅立てた読書でした。

  • R3/10/1

  • 普段は読まない作家さんの話も読めて良かったです。

    読んでみて気に入った話や作家さんを買ってみると、自分の読書の幅が広がるかもしれません。

  • 3で終わりじゃなかったの?アネックスって…。及第点はあるものの少し据わりが悪い気もします。

  • 有川浩目当てで借りたけど、有川はそんなにおもしろくなかった(というよりつまらなかった)。

    全然期待していなかった他の作品がおもしろくて、結果的に借りてよかったと思った。

    米澤穂信の万灯が一番よかった。
    近藤史恵のトゥラーダもかなりよい。

    表紙に「読み応えは長編並、読みやすさは短篇並」とあおり文句が書いてあったが、この2作品は本当にそのとおり。

    ☆5個が最高として、自分が感じたおもしろさはしたのとおり。

    道夫秀介 暗がりの子供 ☆☆☆
    近藤史恵 トゥラーダ ☆☆☆☆
    有川浩 R−18 ☆
    米澤穂信 万灯 ☆☆☆☆☆
    恩田陸 ジョン・ファウルズを探して ☆☆
    湊かなえ 約束 ☆☆☆

    米澤穂信も近藤史恵もこれまでまったく読んだことがなかったので、これから他作品を読んでみようと思う。

    恩田陸のは小説なのか?論文みたいだった。ジョン・ファウルズにまったく興味ないし。

    有川のは彼女の悪いくせが出ていて、彼女が今世の中に主張したいことを小説化したという感じの対話劇。
    説教臭がぷんぷんしていて、私には無理だった。

  • お気に入りの作家さんが何人か名を連ねていたから読んだ。米澤さんの「万灯」が面白い。完全犯罪と思いきや意外なラスト。自分の命と殺人犯としての「生」とどちらを選ぶのか。湊さんの「約束」も良かった。前半は異国で生活する女性の生活が語られトンガの日常、文化などが目に浮かぶようだった。後半は日本にいる婚約者との気持ちすれ違いが書かれてた。この婚約者の男、ほんと器が小さい。湊さんの人物描写の巧みさにすごいなと思った。 恩田さんと有川さんのは、よくわからなかった。

  • 今回は、なんか切ない気分になりましたね。最後の湊かなえの『約束』がいけないのかな(笑)。でもこれって、『Story Seller〈3〉(http://booklog.jp/item/1/410136673X)』の『楽園』に繋がる話ですよね?前日譚?

    もっと読みたいですが、このシリーズ、今のところここまでしか出て無いんですよねぇ

  • 今までのシリーズの中で一番知ってる作家が多かった巻。それゆえに安心感&期待度合いも高かったけど、そのハードルは越えてくれたかな。
    「R-18~」「ジョン~」のような小説ではない話は少し苦手、、でも短編でサクッと読めたから良かった(「R-18~」は小説ではないという解釈でいいよね…)。
    長めの話はじっくりと読ませるものが多く、満足できた。やっぱり米澤さんの話が好きなんだよなぁ…このシリーズを読むたびに思う。「万灯」が収録されている単行本もあるんだろうか。探してみよう。

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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