孤独のチカラ (新潮文庫)

著者 : 齋藤孝

• 新潮社 (2010年9月29日発売)

感想・レビュー・書評

[奏多さんの感想 · 2012年3月14日]

孤独の大切さが書かれています。今まで、孤独を必要以上に不安に置き換えてきた気がしますが、決して意味のないものじゃあないんだな、と思えました。相変わらず、スーッと読みやすいです。

[へのなるほうへさんの感想 · 2012年3月12日]

孤独をこうも気持ちよく肯定してくれて読んでいて清々しいものを感じた。

孤独な自分を経て良かったと思えた

[ChikaWatanabeさんの感想 · 2012年2月29日]

どなたかのお勧め本でしたが非常に楽しく読ませていただきました。

人間誰しも一人で死ぬという事実と、孤独の力というのは非常にマッチすると思います。

日々忙しくただ流れるままに生きていたら感じられないだろう孤独をあえて人生の若いうち、できれば時間のあるうちに経験しておくことは大切だろうとも思う。

誰にも理解されない自分の内面を熟成する時間を慌しい日常に設けることは難しいだろうけど、この本を読めばその重要性がわかるかもしれませんね。

今の若者にお薦めします。

[chickenbraverさんの感想 · 2012年2月13日]

今の私に必要な本。この孤独を味方に変えることが出来たら、相当なストレングスになるんじゃないかと希望の片鱗が。ほんとうの意味でみんなに喜ばれる人間になりたい。

[hoge7460さんの感想 · 2012年1月21日]

孤独…と言うよりは、1人の時間をポジティブに、貴重な時間として捉えるべき。と言った内容。
皆でつるむのは楽しく、楽な時間の使い方だけど、それだけでは成長は見込めない。自分の辛い部分や、自分の本質と向き合う事が大事だと言っている。
孤独を主張し過ぎている感はあるけど、人と接する時間と積極的に作った1人の時間のバランスを取れればと思った。
作中で紹介される本もセンスがいいと思う。

[sinさんの感想 · 2012年1月15日]

一時的に引きこもりのように孤独な時期があることがいいことだとは思わないけど、そういう人の強さというのはわかる気がする。自分の意見（っぽいこと）を言った後で、隣の人の顔を見たりする人がいるが、うんざりする。
完全に孤独でないにしても、社会的関係の中での関係があるというだけで、本質的にはみんないつだって孤独なんだろう。
それがゆえに、相対的な自己評価を見誤ってしまう愚かな人にはなりたくないので、磨き続けていきたいと思った。

[tomablueさんの感想 · 2012年1月8日]

内容の厚さそれ程でないにせよ、今の自分の考え方、特に孤独との向き合い方に対して多大な影響を与えた本。
孤独をプラスにとらえる、というよりはネガティブな側面を強調されがちな孤独のポジティブな影響を見つめるという内容。
孤独を楽しむ事ができる事。それが遠回り的にコミュニケーションの武器となる気がする。

[川上さんの感想 · 2011年12月23日]

こういった類の本が大好きなので、読んでみた。

僕はポジティブな孤独を愛する。

[usshisshiさんの感想 · 2011年11月12日]

この本を購入したときは、すごく孤独感を感じていたと思う。

抜けられないような孤独感。

今は孤独ではなく、精神的に安定した状況にある。

この本は、齋藤孝さんが生きてこられた部分をそのまま表現していて、自己啓発本というよりは、自伝における心の動きという言葉がしっくり当てはまる気がする。自分の状況とうまくシンクロした場合は、すんなり受け入れられるが、ちょっと違った場合は、違和感を覚える。

[book-walkerさんの感想 · 2011年11月11日]

大学４年時に読んだ本。
もっと早い時期に読んでおきたかった。

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる！　要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。