- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101489261
感想・レビュー・書評
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自分を見つめ直す、自分を高めるには1人の時間が必要だという事がよくわかった。確かに孤独に耐えきれずに常に誰かといるような人は本質的な強さを持ってるようには思えない。
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周りと同じことをするな、孤独に耐えて自分のクリエイティビティを磨いて発揮しろ的な本。著者の孤独な10何年の溜まりに溜まった鬱憤のようなものを感じて、ちょっと自分にはしんどい内容だった。逆に、みんなと同じでよい、平凡でよいという主張はないものか。
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読書、映画で魅力的な人になりたい。教養がないことは問題ではなくて、大切なのは、そういうものに出会いたいと思うこと。探し続けよう。
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以前に読んでから、頭の片隅に残り続けていたが、外出自粛の引き篭もり中にパラっと再読し、まさに我が意を得たり。孤独の使い方は、単独者として『沈潜』し、没頭して得たものを浮上してから、結果に繋げる。
沈潜から一転、他者と繋がるこのバランス。
世界中殆どの人々が等しく皆、孤独と向き合う事を突き付けられている予想外のいま、それぞれの沈潜が明けた時、違いはどう出てるくるのか。この時期に糧となる一冊でした。 -
孤独だからこそ、得られるものもある。
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現代人は極度に孤独を恐れる。
休日は予定を埋めないと落ち着かない、暇な時間はテレビをだらだら見てしまう、スマホを一日中握りSNSを通じてメッセージのやり取りに明け暮れる。。
あなたもそんな経験はないだろうか?
実はそれらの行動は、現代人の本質ともいえる孤独を恐れる感情が、実際に現象したものと解釈することもできるのではないだろうか。
本書は孤独を恐れるそんなあなたにこそ、オススメしたい本である。
筆者は一貫して孤独をポジティブなイメージで捉える。
静かに自分の人生を見つめなおす、書物を読んで死者と対話するなどどいったことは、孤独な状態でないとできないことだ。
情報が蔓延し、常に誰かとつながっていられてしまう現代だからこそ、”孤独力”をつけることの重要性を筆者は説く。
「群れて成功した人はいない」
冒頭の一番胸に刺さったフレーズだ。
友達が少なく孤独に悩んでいるあなたも、四六時中友達とつるんで寂しい思いをしたこともあなたも、是非手に取っていただきたい本である。 -
孤独は精神の鍛錬により、人と絡むよりも自己を成長させる起爆剤になると言う主張に納得。確かに一人でコツコツする事、勉強なり練習なり読書なりが成長するし、捗るし、精神を高め、自己を肯定できるのだと思います。人付き合いや恋愛も孤独な時に思慮する事で人間力が醸成されてうまく行くとも言えます。
1章でほぼ主張は書き上げており、それ以降は参考文献で地固めする内容でやや間延びしますが、氏の読書による深い知識に感嘆するとともに、これから読む本の参考になります。 -
独りでじっくり考える。自分に向き合う。読書によって著者と対話する。別に孤立するわけではなく、特に若い時のそのような時間を持つことが自分を形成する上で重要であることを著者の体験から語ってくれています。いわゆる友達幻想が蔓延し、SNSで常に誰かと繋がっている昨今、隙間時間にすぐにスマホを操作するのではなく、じっくりと独りの時間を持つことが難しくなっているのかもしれない。気をつけたい。
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ポジティブに孤独に向かい成長の糧とする。若者向けの著書。孤独の技法を学ぶ。2018.7.25