- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102057025
感想・レビュー・書評
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『スタンド バイ ミー』巻末。
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フラニーの憂鬱、ゾーイーと母親の相容れない対話、グラース兄弟に蔓延する死の香り、精神症的黴。これだけ全体に暗い要素が張り巡らされながらも、その単純な背景はうららかな真昼の陽射しが注がれる、ささやかな家庭描写。けれど、終盤のゾーイーの語りは、たまらなくあたたかい。あたたかくて、穏やかで、でも革新的で、やさしい。彼らは確かに畸形児かもしれない。それを言うなら、私も、畸形児。それでも、私たちは、イカサマだけはしない。
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「海の鳥・空の魚」つながり。
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20121028中断。
文体がくどくて読む気がなくなったので中断。
ナイン・ストーリーズやライ麦畑は読めたので、訳者の違いが原因なのかな。 -
難解だけど、青春の不安定な感情がよく現れていて、サリンジャーの中では一番面白かった。
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齢37にして初サリンジャー。
フラニーには『若い時ってこういう事あるよな』と感じ、最後に光を示す事が出来たゾーイーには、純粋に感服の念を覚える。
でも、実はゾーイーだって煩悶の渦から完全に逃れられている訳じゃなくて(だからこそフラニーに道を示せるのだろうけど)渦中での進み方を知っているだけだ。
もうとっくに渦から放り出されて、色々とあきらめた37歳からすると、二人の姿はガラス細工のように美しく見えた。
。。。などと、考えたような気もするけど、先週はとにかく疲れたので、これから動物園に行って癒されてこよう。 -
もっと早く読めばよかった。と思う自分、まだまだ真っ只中で解せない自分。どっちにしてもサリンジャーは私にとって愛しくてあったかいイメージ、そして向き合ってしまう。
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これも、タイタンの妖女と同様爆笑問題太田が薦めている本です。
読書家の太田が薦めている本は読んでおこうと。
これも、よく分からなかった。
もう1回読むつもりではいる。
そもそも、外国人の作家さんはだめなのかなーとそう思ってしまった。 -
ふとっちょのおばさんのためにいきてゆこう