- Amazon.co.jp ・本 (572ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102091104
感想・レビュー・書評
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古典
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kkkは解散してるね。今に至る悪名高きとは分けて、過渡期の必然、徒花と読むべきなのだろうか。
終わり方がすごい。 -
スカーレットもレットもアシュリもすれ違いながら生きていたとわかる、壮大なラストで、長編なのに一気読みだった。
メラニーはすごい人!
映画も見てみたくなった。 -
今年中に、全5巻を読み終えようと予定していたが予想以上の疾走感に引っ張られ読了。
スカーレットの生き方は、尊敬すべき所も多々あり、また、反面教師にすべき箇所もある。
ただ、自分の大事なものはもう少し早く気づくべきだったんだろうなぁと思う。彼女をお手本に強い女性ではなく、強い人間として生きていきたいと感じた。 -
レットとスカーレットの結婚生活での二人の気持ちの変化が絶妙に著されている。最後の名台詞も心にとめておきたい一文。
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2015/06/06
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南北戦争に翻弄されながら強く生きるものの、何もかも失った女性の物語。
ありがちな「運命に翻弄されながらも地道に正直にコツコツ生きたヒロイン」とは訳が違う。戦争では敵兵を殺し、戦後混乱期には詐欺まがいの商法で金儲けし、奴隷さえ用いた。正直者はバカを見ると言わんばかりに、伝統や常識というものに唾を吐きかけて行く。
戦争で既存の伝統・秩序がひっくり返る様の描写は見事というほかなく、是非読むべき長編小説である