- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161326
感想・レビュー・書評
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ニヤリッと笑える結末満載。でも、二度読んでも、オチが分からない話がある(汗)
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驚きのエンディングと謳っていましたが、そこまで驚くかというと、う〜ん…。それぞれ読んでる間にちょっとずつエンディングの予想がついちゃうんですよね。途中で「一度読んだことあったっけ?」と思うくらい。だからといってつまらないわけではありません。やっぱりね、と思いながらも苦笑いしたり、ため息をついたり、吹き出したり。「メンバーズ・オンリー」は中でも一番好きになった作品です。目標に向けて、遠回りな道でも芯をしっかり持って地道に歩けば夢は叶う。
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翻訳が明解
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手を変え品を変えての15本、残らず堪能いたしました。「私は生き延びる」の邦題の件とか、解説にもっとページ割いても良かった気はする。
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☆3.4
好きな短編は
「ブラインド・デート」
「メンバーズ・オンリー」
「外交手腕のない外交官」
あたり。 -
嘘ばっかり(Tell Tale)、から遡る事、7年前の短編作品集(奥付によれば平成23年の発行、2010年の作のようです )。希代のストーリーテラー(Tale teller と言いましょうか) アーチャーの面白さ全開。様々な短編物語を読みながら、アーチャーの処女作、百万ドルを取り返せ(1977年頃に読みました)を思い出しております。原題は、And Thereby Hangs a Tale 良く知られた事件に基づくものが10話、想像が生み出したものが5話との事。シェイクスピアの じゃじゃ馬ならし(福田恒存訳)が、冒頭に掲げられているところに、落語の枕(物語の始まり始まりという雰囲気)を感じますです。こちらも★四つであります。
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1. きみに首ったけ*
2. 女王陛下からの祝電*
3. ハイ・ヒール*
4. ブラインド・デート
5. 遺書と意志があるところに*
6. 裏切り*
7. 「私は生き延びる」*
8. 並外れた鑑識眼
9. メンバーズ・オンリー*
10. 外交手腕のない外交官*
11. アイルランド人ならではの幸運*
12. 人は見かけによらず
13. 迂闊な取引
14. 満室?
15. カーストを捨てる*
全部面白かった!女王陛下からの祝電が実話に基づいた短編だったとは!?奥さんが100歳になったのを隠していたのは、最初の栄光を旦那さんにあげたかったからであろうか。それにしても、そこまで愛し合っている夫婦が年齢を実は知らなかったというのは不思議。これもその時代のイギリス、特にイングランドで女性が年上の結婚様式が良しとされていなかったとかの風潮もあるのだろうか... -
意外なストーリーを集めていて、それなりに面白いけど、素直に楽しめない。その中では、ブラインド・デートがほっこりしててよい。
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すごく疲れた日に寝る前に一話ずつと決めて読んでいた。
そんな本です。