話を聞く技術!

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 72
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103001713

作品紹介・あらすじ

「話を聞く達人」10人が教える、「話を聞く技術」。

感想・レビュー・書評

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  • ヒアリング系の本を探して手にとりました。黒柳徹子さん、ジョン・カビラさん等「名インタビュアー」とされる著名人とのインタビュー形式。
    それぞれの話にプロフェッショナル魂を感じるものの、一番おもしろく読んだのは「刑事」のエピソード。(刑事だけ匿名)
    ・警察手帳を出せば喋ると思ったら大間違い
    ・「人が殺されるのを待っているような」ところがある職業だから、そういうときには「雑学をやれ。なんでもいいから浅く覚えろ」→地取り捜査で玄関に釣り竿があったら「釣りがお好きですか、何をやるんですか」会話につなげる
    →信頼関係をつくることは大事
    ・地取り捜査で「変なの見ませんでしたか」「見ませんよ」。「この時間に誰かに会いませんでしたか」と聞けば、「お向かいの人に会いました」。→これは要件定義にも通じる質問力!
    ・警察学校では漢字の勉強をうんとさせている(?)
    (さわ)

  • インタビューの名手永江朗氏が、名インタビュアーに話を聞く秘訣を聞く。英題は、The Interviews of "The Masters of Interview"。なんか凄そう.......。
    というわけで読んでみた。
    黒柳徹子
    田原総一郎
    ジョンカビラ
    糸井重里
    小林成美
    吉田豪
    誰も彼も秘訣を持っている。スタイルの違いからか、秘訣も徐々に変わっている。でも、根底に流れてるものは皆同じ気がした。
    気のせいかも、いや気のせいじゃないかも。それを確かめがてら、一度手に取って頂きたい。

  • 181かなり観察して…頬の筋肉かほころんだなとか眉が下がったなとか

    165上品な趣味を持っていてお金を持っていないという人はいるんたよね…

    8大宅文庫

    133河合隼雄さんへのインタビュー

  • 黒柳徹子・田原総一郎・糸井重里・吉田豪
    をはじめとする、話しを聞き出すプロが語る
    聞く技術。

    最後に登場するのは刑事。

  • 人には必ず話がある、人には聞きたいことがある。
    ケネディとニクソンの討論会でもケネディが討論で負けてもイメージで勝利した。ニクソンは討論で勝って意地悪になって、ケネディはいい男だ、ということになった。
    言葉は怖いものだということを忘れない。
    答えはすでに相手の中にある。
    そこにいない第三者の悪口をコミュニケーションのダシに使わない。
    事前に相手のことを徹底的に調べつくせ。
    相手の懐に飛びつけ。
    あなたが好き、というメッセージを送り続けよ。
    とにかく聞く。助言や忠告はしない。
    誘導するような聴き方はしない。
    話を聞く時は自分の自然な感情に身をゆだねる。
    聞くことだけで脳を動かす。

  • 黒柳徹子。田原総一朗。ジョンカビラ。糸井重里。吉田豪。河合隼雄。松永真理。刑事。など、名インタビュアー?っぽい人に話を聞く技術についてインタビューしている本。なんだかとってもお得。でも、人の話をききたいかといわれるとそうでもない。というか、知りたいことがありすぎて、でも、知りたいこと知ってる人にはあんまり会っていない気がするのですが、どうでしょう。

  • アクション書評:
    ・相手の中の自分が興味を持てそうな部分を探して、掘り下げる。
    ・会社の人に仕事感についてインタビューしてみる。

  • これ、こんな帯ついてたんだねー。ひどいもんだ。帯を書いた人は、中身を読んでないに違いない。きっとそうだ。
    話を聞く人たちに話を聞くという素敵な本。「インタビュー術!」(2002年)に出てきた人も入っているので、とっても楽しめます。(「インタビュー術!」を読んでから、もう一年も経ってるんだ。びっくり。)
    そしてインタビューの最後についてる「まとめ」はなくてもいいよね。

  • 有名インタビュアワーに話を聞く極意を聞いた本。
    共通して言えるのは、
    相手への配慮を忘れるな。相手を好きになれ。
    本音を言うことが信頼を得る秘訣。
    知らないことはとことん聞く。
    準備は周到に行え。
    念入りに質問事項を考え得r。
    真剣に人の話を聞く。
    だ。

  • 1,徹底的な下調べ 2,相手を好きになる3,その場の空気を読んで臨機応変に 4,素直なリアクション 5,助言、忠告、誘導はしない

  • 永江朗氏の本にしてはつまらない。インタビュアーにインタビューしてみる、という企画が私にとって魅力的でないから、一層つまらなく感じるのだろう。

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著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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