- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103017714
感想・レビュー・書評
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普通の人のようにはうまく生きられない主人公は、一言で言えばメンヘラなんだろうけど、その呼び名から連想される弱弱しさは感じられない。
身近にいたら、ちょっとかかわりになりたくはないな、と思ってしまうタイプだが、文章からにじみ出てくるのは、彼女の愛おしさだ。スーパーで食材を買い揃えることすら、すんなりとできないその必死さ、むき出しの感情が新鮮で、でも実は同じ思いを自分も心の奥に抱えてるのを知っているからかもしれない。
そうそう、私も同じなんだよ、と。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自称メンヘラめんどくさい。正に私。なんで彼氏って生き物は省エネするかな。
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本谷有希子さん作品初読。
人間の生々しい熱量のようなものを表現するのがとても上手だなと思った。読後プロフィールを見て、劇作家の方だと知って妙に納得がいった。 -
2016.5.21
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いろんなものを無視しながら生きるのは楽。初めからそうだった人もいれば、途中からそうなった人もいる。
どうしたってそうなれなかった主人公。
こういう人たちのこと、すこしわかれた気がする。
本谷さんの小説をもっと読んでみたくなった。 -
過眠症。そうね。病的に起きられない。そんな人結構いるはず。
朝起きられれば、きっと鬱もよくなる。
仕事いければ、自立もできる。
まず、病気をなおそう。 -
2008.6.8 読了
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なんか・・・分からないながらもすごいと思った。
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◼こういうダメ生活送ってる(過眠症)の女の話とか共感ポイントなさすぎてもういやになってしまう。。
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お前には私の気持ちなんてわかんねーよ
とか言われそうだけど
イライラする
ずどーんと落ちる時はあるし
分からなくもないけど、
客観的に読むと
この子の愛し方は嫌だなぁ
愛してるのかなぁってなる
愛されてなかったのかなぁ
愛が足りなかったのかなぁ
楽しく愛しあえたら幸せになれるのになぁ
苦しいよそーゆーの。
一気に読んだ
おもしろかった
けどなんかちょっと鬱る。
笑える本読も!