三人姉妹

著者 :
  • 新潮社
3.07
  • (4)
  • (24)
  • (75)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 263
感想 : 57
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103144311

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <table style=\"width:75%;border:0;\" border=\"0\"><tr><td style=\"border:none;\" valign=\"top\" align=\"center\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103144319/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\"><img src=\"http://ecx.images-amazon.com/images/I/41AI7NdmJoL._SL160_.jpg\" alt=\"三人姉妹\" border=\"0\"></a></td><td style=\"padding:0 0.4em;border:0;\" valign=\"top\"><a href=\"http://blog.fc2.com/goods/4103144319/yorimichikan-22\" target=\"_blank\">三人姉妹</a><br />(2009/04)<br />大島 真寿美<br /><br /><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103144319/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>大学を出ても就職せず、ミニシアターでバイトしながら仲間と映画作りをしている水絵は三人姉妹の末っ子。長女の亜矢はある日子連れで実家に戻って離婚騒動に、次女の真矢は不倫を脱し、奇病にもまけず転職に成功。水絵は映画合宿がつぶれて、好きな彼とはうまくいかず、夜中のドライブを楽しんだけど、今度は家族の危機が!三姉妹のゆるやかな毎日を瑞々しく描き心温まる長編小説。</strong></p></blockquote>
    青春を散々謳歌したあと、あっさりとお見合いで結婚し一児の母になっている長女・亜矢、実りのない不倫から脱し、ヘッドハンティングの話を断り、仕事もアフターファイブも充実している年子の次女・真矢、そして、大学は卒業したが成り行きで就職せず、ミニシアターでバイトする歳の離れた末っ子・水絵の三姉妹の物語である。語り手は水絵。
    それぞれに悩みを抱えているが、なんとなくすべてお互いにバレていて、それぞれがお互いを直接的間接的に思いやっている様子が、姉妹だなぁと思わされる。家族や友人たちとの関わりにも真実味があり、どの登場人物のキャラクターもいい。
    同じ女同士、近すぎる鬱陶しさもあるだろうが、安心できる居場所であることが伺われてあたたかい心地になる一冊だった。

  • 三女・水絵を主人公に、三人姉妹と母、長女の家族、三女の恋人など登場。ひとつの文章が、頭の中でぐるぐると考えてういる時のようで長い。

全57件中 51 - 57件を表示

著者プロフィール

1962年名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し同年『宙の家』で単行本デビュー。『三人姉妹』は2009年上半期本の雑誌ベスト2、2011年10月より『ビターシュガー』がNHKにて連続ドラマ化、2012年『ピエタ』で本屋大賞第3位。主な著作に『水の繭』『チョコリエッタ』『やがて目覚めない朝が来る』『戦友の恋』『空に牡丹』『ツタよ、ツタ』など。2019年『妹背山婦女庭 魂結び』で直木賞を受賞。

「2021年 『モモコとうさぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大島真寿美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×