三人姉妹

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 263
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103144311

感想・レビュー・書評

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  • 長女が主役だったら☆×5だったのになぁ。

  • 亜矢、真矢、水絵、三姉妹の物語。主人公は三女の水絵だけど姉二人の生活も結構書き込まれている。姉妹だと兄弟と違って友達感覚が強いように思う。彼氏優先になりやすいし。でも家族。不思議な関係である。亜矢の小姑雪子が面白くて好き。友達になりたいものです。

  • 3人姉妹の亜矢、真矢、水絵。友達よりは近くて、めんどくさくて。でも、愛おしい関係。

  • イタリア、ベネチアなどを舞台とした作品です。

  • 20110525

  • 大学を出ても就職せず、ミニシアターでバイトしながら仲間と映画作りをしている水絵は三人姉妹の末っ子。長女の亜矢はある日子連れで実家に戻って離婚騒動に、次女の真矢は不倫を脱し、奇病にもまけず転職に成功。水絵は映画合宿がつぶれて、好きな彼とはうまくいかず、夜中のドライブを楽しんだけど、今度は家族の危機が!三姉妹のゆるやかな毎日を瑞々しく描き心温まる長編小説。

  • 三人姉妹ってこうなんだよなぁ。とか思いながら読めた。
    結婚したり、仕事に生きたり、どっちにもつけずだったり、
    三者三様だけど悩みは尽きず、行ったり来たりの生活観のある感じが楽しい。

  • 大学卒業後も就職せず、ミニシアターのバイトをする主人公。「就職しないですんだのに」という主人公にイマドキな若者の感覚を感じたけど、意外にも著者が1962年生まれでびっくり。

  • 雪子さんにすごく憧れる。

  • そう、人はこうやってバージョンアップしてくんだな。
    それは、ゆるくて勝手で理不尽で雑然とした、とるに足らない日常のなかに隠れてる。
    じーん。

    ごちゃっとした日常をぜんぶつめこんだ長編。
    ごろっとそのままの文章が気持ちよくて、一気に読んだ。

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著者プロフィール

1962年名古屋市生まれ。92年「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し同年『宙の家』で単行本デビュー。『三人姉妹』は2009年上半期本の雑誌ベスト2、2011年10月より『ビターシュガー』がNHKにて連続ドラマ化、2012年『ピエタ』で本屋大賞第3位。主な著作に『水の繭』『チョコリエッタ』『やがて目覚めない朝が来る』『戦友の恋』『空に牡丹』『ツタよ、ツタ』など。2019年『妹背山婦女庭 魂結び』で直木賞を受賞。

「2021年 『モモコとうさぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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