- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103534112
感想・レビュー・書評
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書き下ろしの『蜂蜜パイ』がとても好きです
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この方は本当に、短編の才能があると思います。
はぎれの良い文章で余計な言葉何一つ使っていない。非現実的なことを当たり前のように、説明なしに進めて行く度胸。
どれも簡単そうで難しいことです。
内容は言わずもがな阪神大震災を経験した村上春樹が書く短編です。どれも大胆に震災のことには触れていないので経験していない(正確には当時のことを覚えていない)私にも読みやすかったです。
震災があった今だからこそ読もう!
というような本ではないです。
・・・まとまらないなあ。 -
◆村上春樹が「大震災」をテーマに書いた連作小説集!◆
雑誌「新潮」に連載された『地震のあとで』5篇に書き下ろし1篇を加えた連作小説。ここでの「地震」とは1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災のこと。そして小説の舞台は1995年2月。あの地震のあとで、どちらかと言えば傍観者であった6人の主人公にどんなことが起こったのか。
どんなに小さかろうと“希望”は必ずある、と感じさせてくれる小説集。村上春樹の小説を初めて読む人にも、ぜひおススメしたい本です。 -
震災をテーマにした作品で、独特の喪失感が読了後広がります。
何度も読み返したい1冊☆ -
箱の話、背中がゾクゾクした。
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静かな現代の短編集かと思えばいきなりシュール。結構反応に困るな…
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阪神大震災からひと月ほど後の世界の短編集。
直接地震のことを描いてるわけではない。
タイランドが一番印象的だった。
身体に石を持ってしまうこと。
多分それは今の私の中にもある気がする。
タイランドで神妙になったあと、かえるくんと熊くんに全部持っていかれたけど。笑
いい短編集でした。 -
初めての村上春樹。好きか嫌いかで言ったら好きな作家だったけど、わからないことだらけだった。
けれど、今これを読むことに意義があったように思う。今だからわかった部分もあったような気がする。 -
村上春樹作品のなかでは割りと好きな部類