東京奇譚集

著者 :
  • 新潮社
3.46
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本棚登録 : 3212
感想 : 471
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534181

感想・レビュー・書評

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  • 内容の記憶が不確か

  • なんだか全然記憶にない。

  • 一番最初の短編「偶然の旅人」で、経験談としての不思議な出来事についての小説、という書き始めで期待していたのだが・・・。最初の短編のみで、あとはかなりな空想物語でがっかりした。

  • ジャズはよく分からないけれど、『偶然の旅人』が良かった☆
    《事実は小説より奇なり》ですね。
    他は、結末があまりよく分からなかったりしました。

  • 060418・借

  • 不思議な偶然に導かれるピアノ調律師「偶然の旅人」一人息子のサーファーをハワイの海で亡くした中年女性「ハナレイ・ベイ」自分の名前を忘れてしまう女性が不思議な猿に出会う「品川猿」等、ちょっと不思議で妖しいけれど、東京の片隅で起こるかもしれない話を集めた短編集。個人的には、偶然の旅人の冒頭で作者=村上が語る、本当に遭った偶然のエピソードが愉快だった。他人からみたら、ふーん、で終わっても、本人からしたら、すげえって感激できる偶然て楽しい。

  • 春樹らしくないなぁ、と思った。でも、とても春樹らしくないようで、春樹らしいのだけど、実は。あれっぽい。「回転木馬のデッド・ヒート」。ああゆう感じ。また読もうかな、あれも。あれ風に言うならば、体の中にたまったおりをスケッチした、ということなのだろうか。805/12/28)

  • ちょっと今までとは違う印象の短編集だったと思う

  • 村上春樹氏の短編集。

    「奇譚集」という題名がぴったりだと思います。
    色々な人と話してちょっと数奇な話を聞いたような読後感でした。

    裏を返せば、後味が薄いということにもなるかと思います。
    でも、短編のそれぞれが冗長だというわけでは決してなく、
    むしろふわりと話を聞かせるようなニュアンスが作者の狙い
    だったのではないかと思わせる感じでした。

    重い作品には手が出ないけれど、少し本を読みたい、そんなときに
    ぴったりの短編集ではないでしょうか。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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