- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103534181
感想・レビュー・書評
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内容の記憶が不確か
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なんだか全然記憶にない。
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一番最初の短編「偶然の旅人」で、経験談としての不思議な出来事についての小説、という書き始めで期待していたのだが・・・。最初の短編のみで、あとはかなりな空想物語でがっかりした。
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ジャズはよく分からないけれど、『偶然の旅人』が良かった☆
《事実は小説より奇なり》ですね。
他は、結末があまりよく分からなかったりしました。 -
060418・借
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不思議な偶然に導かれるピアノ調律師「偶然の旅人」一人息子のサーファーをハワイの海で亡くした中年女性「ハナレイ・ベイ」自分の名前を忘れてしまう女性が不思議な猿に出会う「品川猿」等、ちょっと不思議で妖しいけれど、東京の片隅で起こるかもしれない話を集めた短編集。個人的には、偶然の旅人の冒頭で作者=村上が語る、本当に遭った偶然のエピソードが愉快だった。他人からみたら、ふーん、で終わっても、本人からしたら、すげえって感激できる偶然て楽しい。
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春樹らしくないなぁ、と思った。でも、とても春樹らしくないようで、春樹らしいのだけど、実は。あれっぽい。「回転木馬のデッド・ヒート」。ああゆう感じ。また読もうかな、あれも。あれ風に言うならば、体の中にたまったおりをスケッチした、ということなのだろうか。805/12/28)
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ちょっと今までとは違う印象の短編集だったと思う
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村上春樹氏の短編集。
「奇譚集」という題名がぴったりだと思います。
色々な人と話してちょっと数奇な話を聞いたような読後感でした。
裏を返せば、後味が薄いということにもなるかと思います。
でも、短編のそれぞれが冗長だというわけでは決してなく、
むしろふわりと話を聞かせるようなニュアンスが作者の狙い
だったのではないかと思わせる感じでした。
重い作品には手が出ないけれど、少し本を読みたい、そんなときに
ぴったりの短編集ではないでしょうか。