針がとぶ Goodbye Porkpie Hat

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 695
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104491025

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な短編集。
    物語たちがそれぞれ少しだけ繋がってゆく…。
    そして主人公たちも少しだけ成長していく…。

  • 好き。不連続なつながり。

  • 2007.06.05(火)

  • 月面で眠る猫、クロークルームに残る運命のコート、八十日で世界を一周した男と常夜灯に恋をした天使。6月の観覧車、真っ白なジャケット、針がとぶレコード…クラフト・エヴィング商会の物語作家が紡ぐ、月と旅と追憶のストーリー。

  • 頂いたので、何の気なしに読んでみたら…予想外に良かった!<Br>7編の短い物語が少しずつリンクしていて、1本の物語としても楽しめる一冊。<Br>「リンク」というよりは、広く、長いけれど同じ世界で起こっている出来事として書かれている、といった方がしっくりくるのかも。<Br>特に4編目、「パスパルトゥ」が好き。<Br>どこか遠く、静かな場所に行きたくなった。<Br>退屈な感じもまた、良し。

  • 「きっと、消えてしまうのは、そのときそのとき思いのほうなのだ。それが惜しくて、わたしはシャッターを切っている。」

  • 2007/1/20

  • 文章がとてもきれいです。
    シンプルで無駄がありません。
    短編がほんのスコシづつ触れ合うのです。
    ほんのスコシ。

  • 月面で眠る猫、クロークルームに残る運命のコート、
    八十日で世界を一周した男と常夜灯に恋をした天使。
    6月の観覧車、真っ白なジャケット、針がとぶレコード......
    クラフト・エヴィング商會の物語作家が紡ぐ、
    月と旅と追憶のストーリー

  • 短編集。ひとつ、ひとつ独立したお話として読んでもいいけれど、一冊の本を通して、どの話もつながってるのがいい。この人のこういう本の作り方、好きだなぁー

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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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