- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104491025
感想・レビュー・書評
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素敵な短編集。
物語たちがそれぞれ少しだけ繋がってゆく…。
そして主人公たちも少しだけ成長していく…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好き。不連続なつながり。
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2007.06.05(火)
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月面で眠る猫、クロークルームに残る運命のコート、八十日で世界を一周した男と常夜灯に恋をした天使。6月の観覧車、真っ白なジャケット、針がとぶレコード…クラフト・エヴィング商会の物語作家が紡ぐ、月と旅と追憶のストーリー。
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頂いたので、何の気なしに読んでみたら…予想外に良かった!<Br>7編の短い物語が少しずつリンクしていて、1本の物語としても楽しめる一冊。<Br>「リンク」というよりは、広く、長いけれど同じ世界で起こっている出来事として書かれている、といった方がしっくりくるのかも。<Br>特に4編目、「パスパルトゥ」が好き。<Br>どこか遠く、静かな場所に行きたくなった。<Br>退屈な感じもまた、良し。
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「きっと、消えてしまうのは、そのときそのとき思いのほうなのだ。それが惜しくて、わたしはシャッターを切っている。」
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2007/1/20
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文章がとてもきれいです。
シンプルで無駄がありません。
短編がほんのスコシづつ触れ合うのです。
ほんのスコシ。 -
月面で眠る猫、クロークルームに残る運命のコート、
八十日で世界を一周した男と常夜灯に恋をした天使。
6月の観覧車、真っ白なジャケット、針がとぶレコード......
クラフト・エヴィング商會の物語作家が紡ぐ、
月と旅と追憶のストーリー -
短編集。ひとつ、ひとつ独立したお話として読んでもいいけれど、一冊の本を通して、どの話もつながってるのがいい。この人のこういう本の作り方、好きだなぁー