- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104642021
感想・レビュー・書評
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ユニクロのビジネスに関わった人たちのオムニバス形式のインタビュー
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柳井さんは序章で「本書からユニクロ流の思考術を学び身につけてもらえたら」と書いているが、自分にはよく理解できなかった。
ただ、ファーズトリテイリングという企業がどのように動いているのか、その凄さがなんとなく分かる1冊だと感じた。 -
まだ読んでいる最中だが、前半からおもしろい。
独自の感性をもった人々の歴史が知れる。
柳井さんの考えもおもしろい。 -
世界にユニクロに向けて着々と進んでいるんですね。そういえば、随分前に「脱安物宣言」のような広告を新聞に掲載していたね。デフレの時流に乗っていると言えば、確かにそうです。株価も強いし。。。昔、柳井さんの「一勝九敗」を読んだので、「成功は一日で捨て去れ」も読む予定。
「ユニクロ思考術」のまえがきで柳井さんが語っている次の言葉が印象的です。
※ ビジネス書を読むという行為は、ほとんどの人にとって、単なる「お勉強」で終わっているのではだろうか。。。。(中略)。。。最終的には、「本に書いてあることを実行するかどうか」というところまで行きつかなければ意味がないと思う。
※ 大きな夢や目標を持たない若い人が増えているという。。。。。(中略)。。。。成功体験を得るために、あなたは何をしていますか?何かチャレンジしていますか?そう問われたら、何もしていない人がほとんどだろう。 -
感想は次の本で。
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■人
①未来は明るいを表現する。
②こんないい商品なのに何で売れないんだ。という言い方は、売れない理由をお客様の性にしている。 -
様々な角度からユニクロに携わった人々が綴る奮闘記。
これまでユニクロと言えば会長である柳井正氏とデザインに関わった佐藤可士和氏しか見えていなかったのだが、(当然ながら)ユニクロ発展に貢献したキーパーソン達は確かに存在する。
本書に出てくる方々の略歴を見てみると、生粋のユニクロたたき上げというのが少なく、ユニクロに何がしらかの縁があって転職している方が多い。 (また、現時点で既に退職して別の会社で活躍しているという方も少なくない) ただ、本書に寄稿している方達は、ユニクロの立ち上げ乃至は発展に貢献した人々であることは間違いない。 ユニクロという企業文化・土台を十分理解・賛同したうえで個人の能力を如何なく発揮している姿が見て取れる。
本のタイトルである「ユニクロ思考術」は、個人の尖った潜在能力がユニクロの明確な企業思想によって醸造されたものでは無いかと思う。
ユニクロがすごいと思うことは、常にベーシックであることを貫いていること、ベーシックの奥深さを理解し追求していること、である。
兎角、差別化を図るというと、表面的な特異性を求めてしまいがちだが、やはり基礎をきちんと捉えていないと、瞬間的な一発屋で終わってしまう。 基礎に含まれている目に見えない要素こそ、顧客が無意識に肌で感じ、結果として強く意識層に刻まれる商品価値なのでは無いかと思う。
ユニクロの会社全体を見てみれば、良い点だけでなく悪い点も多々有ろうかと思うが、ユニクロが成長を続けている事実は、確りとした理念をもちつつ、既成概念にとらわれない柳井氏のリーダーシップによるものでは無いかと思う。 若く優秀な人間を取りまとめて会社の発展につなげることだけでも大変な偉業であると思う。 -
最新の本の割に、掲載されているインタビューが2,3年前のものだったりとちょっとひどい。かつ、インタビューも個別インタビューであり、全体感をもった取材はされていないので、カタログ的な読み方しかできない。
最後の柳井社長の後書きから。
「世間のほとんどの人は、「社会の役に立ちたい」と本気で求めてなどいない。残念ながらユニクロでも三分の二ぐらいの社員は求めていないだろう。でもそれを自分から求めていけば、より充実した仕事ができるし、より意味のある人生を生きることができる。」 -
2009年だから少し前の本になるけど、読んでみた1冊。勢いに乗っていたユニクロのその勢いを感じる内容でした。印象に残ったのは、「向いている」「向いていない」より「それしかない」と思えるかどうか。という最後の柳井さんのくだり。やってやる、全力を尽くすという覚悟があれば、あとは全部、あとからついてくる。先日ブルージャイアントの映画を見たときにも「全力で」っていうキーワードが何度も出てきた。手を抜いてうまくやることより、無駄になってもいいから全力を尽くして取り組んでみることが大切だよなと改めて思った1冊でした。
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本書はユニクロのグローバル展開期に、出版されたものである。
優秀な多様な人材を取り込みながら、どのように拡大していったのかが、インタビュー形式でわかり良く書かれている。