ユニクロ思考術

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104642021

感想・レビュー・書評

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  • 今から3年ほど前、2009年に発行された本です。この本で書いてあることの成果が出ているので、ユニクロがどういう方向性でブランドを構築することに取り組んできたかがよく分かる。

    この本は柳井さんの本ではなく、ユニクロの様々なプロジェクトのリーダー達のインタビュー集です。ユニクロは自社のブランドを高めるために、外部の人と積極的に仕事をし、今の新しいユニクロというブランドを作りました。多角的にユニクロを見ることが出来る1冊になっています。

    ・アートディレクター 佐藤可士和
    ・インテリア・デザイナー 片山正通
    ・クリエイティブ・ディレクター タナカノリユキ
    ・マーケティング 勝部健太郎
    ・クリエイティブ・ディレクター 田中耕一郎
    ・インターフェイスデザイナー 中村勇吾
    ・ユニクロ香港総経理 潘寧
    ・ユニクロ(UK)社長 永竹正幸
    ・ユニクロフランスマーケティングディレクター ポール・マイルズ
    ・ユニクロUSA代表 堂前宣夫
    ・ユニクロマーチャダイジング部 進藤宣英
    ・ユニクロデザイン研究室室長 多田裕
    ・ユニクロデザイン研究室 久保下陽
    ・ユニクロ・レイアウトチーム 北村文人
    ・建築家 ジュゼッペ・リニャーノ
    ・ユニクロデザイン研究室執行役員 小林広幸
    ・ユニクロマーチャンダイジング部執行役員 中島徹朗
    ・ユニクロ店舗開発部デザイン担当 渡辺有紀
    ・建築家 アストリッド・クライン
    ・建築家 マーク・ダイサム
    ・ファーストリテイリング次世代SPA開発部部長 松山真哉
    ・ユニクロシンガポール社長 小野口悟
    ・ユニクロ生産本部執行役員 永井弘

    以上の方々のインタビューが読めます。すでに退社されて、違う会社に行かれている人もたくさんいます。それだけ優秀な人材は、様々な事にチャレンジしていくのでしょう。

  • 最後の柳井さんの仕事はそれしかないと思うこと、それが大事だと改めて感じる。

  • ◯ユニクロに関わるスペシャリストたちのインタビュー集みたいな感じで、本当にすごくさまざまな過去や経歴のあるひとたちで「今」のユニクロなりたっているんだなと思った。身近な存在のユニクロだからすごくひとつの小売業にこんなに切り口があって商品を売る、売上になる、だけではないんだと学べた。
    学生時代の過ごし方も普通に過ごすだけでなくもうちょっと変わった学科受けるとかしてもよかったし、もっともっと多くのことに興味持てば世界はまた違ったんだなって思うよねw

  • 柳井さんの本かと思ったら、そうでなかったというオチがありましたが、ユニクロで活躍している・していた、ユニクロと一緒に仕事をしてきた人たちの考え方やエピソードに軽やかにふれあえる一冊。
    やっていることのすべてが成功しているわけでは決してないのだけど、そういうふうに見えてしまうというだけで、会社のブランドって高まっていくんですよね。それを支えているのは決して経営者だけではないんだなぁということを改めて確認できます。
    ただ、登場していた方々がすでにユニクロを退社していたり、別の部門で活躍されているケースが多いのを見ると、刺激的な環境でありながらも、一箇所に落ち着くような職場ではないということが明らかになります。
    それが合うか合わないか、いいことなのかそうでないのか、は評価がわかれるところだと思いますが、個人的にはそういう環境に常に身をおいておきたいと思います。衣料品には興味ないですけどね。

  • ユニクロで仕事をした人々の

    仕事の仕方、考え方の本。

    「ユニクロ思考術」とというより、

    「ユニクロで働いたことのある人々の思考術」

    というかんじ。

    自身の仕事が好きで、

    プライドがあって、

    自身の仕事楽しんでいる人々。

  • どの分野の社員も既成概念に縛られることなく、求められた仕事に対して、しっかりと結果を出している。

    しかし、そんな彼らもほとんどが転職者であり、前職では思い通りの仕事をさせてもらえなかったことが多い。

    満たされぬ思いを携えた彼らを引き寄せたのは、社長が作り上げた思想であり、会社の理念である。

    それらの魅力が、様々な分野のプロフェッショナルの感情を揺さぶったのだ。

    社長次第で良い循環が生まれる。
    当たり前だが、良い会社には良い社長がいて、良い社員がいるのだ。

  • 考え方は、もちろん勉強になったがユニクロの人材のレベルの高さを物語る一冊である。

    デザイナ、会計、戦略、英語、マーケティングそれぞれの分野で一流の実績を持った人がユニクロに集まってると感じた。

  • 【~ぼくは「この仕事をこうやって欲しい」という指示は出さない。そのかわり、「このような考え方をもって欲しい」「こういう会社にしたい」ということは事あるごとに言う】

    ユニクロに関係してきた人たちを中心にそれぞれのユニクロに対しての仕事術の公開本。急成長を遂げただけあって、単純に流れに身をまかせたりしていなくてそれぞれのポリシーの中で成功を納めているんだなとしみじみ感じた。

    原宿店の店長で、「郊外型のユニクロにくるお客様は目的を持って買いにくるので7,8割は購入して帰る。原宿では目的を持って来店するお客は少なく買って帰るの2割程度。でも、お客様は商品を広げたりするので記録に残らない作業が二倍、三倍あるし、人件費もその分かかる。」というような話があって「!なるほど、確かに」と気付かされた。ついつい郊外型も原宿店も同列に考えてしまうがそれぞれちゃんと違いがある。

    ちょっと読みにくいかなと思ったけど、文章もきれいにまとまっていて結構読みやすかった。

  • あんまり面白くないです。

  • ユニクロ 柳井会長の言葉

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