そして二人だけになった (新潮ミステリー倶楽部)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027611

感想・レビュー・書評

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  • 主人公たちのいる施設が停電になって暗闇の中恐怖に襲われる場面はハラハラドキドキしましたし、何度か本を閉じそうになりましたw
    しかし、最後の結末がはっきりせず、かつ主人公たちの手記と第三者の視点を合わせるには違和感が幾つかあった(キスのシーンとか)ので読後感は少々モヤっとしました。

  • 帯やらネットの内容紹介に最初からタイトルの「二人」が誰か分かっていたので、最後トリックが説明されて、え?っとならないよう色々な疑いを持って読むが、それでも最後はえぇ?!とページを戻してしまう結果になった作品。
    私の中でこうかな?という答えは出ているけれど、人によっては違う答えだろう。それがこの作品の面白さだと思う。
    とにかく続きが気になって一気に読み進めてしまった。

  • 大学に入りたての頃に、読んだ本。

    ラストの難解さに某然とした。

  • 久々に大掛かりな、アホらしいトリック。謎の設定は抜群なだけに、やっぱりこれくらいはしなきゃならなかったのかな。こんなことする奴は絶対いない。この人の文章、苦手。

  • 物語にぐいぐい引き込まれて、一気に読めた。
    面白かったけど、トリック(と言えるのか?)は突飛すぎてる。。。
    読み終わっても疑問が残った。

  • こんなレベルの機密を前にしては、謎解きも真相もなんら意味を持たないような気がする。それはそうと、この、読了後に疑問符しか残らない感覚はなんだろう。。

  • このトリックは巧い!
    大規模なトリックです。
    だまされた!と思っても、気分のいいだまされ方でした。

    しかし…ラストがどうも僕には理解できません。

  • ハードカバー版を読んだのですが、見た目の割りには読みやすかったです。
    意外にもさくさくと読んでいけました。
    ちなみに森氏の作品はこれで2冊目です。
    最後はどうなるものかと思ってたんですが、予想通り意外な展開でした。
    ただ、予想以上の意外な展開でしたが。
    「えぇ!」では無くて「はぁ?」という感じで、これはアリなのかなぁ…と。
    面白いことは面白いです。
    すごいです。
    でも、どうなんでしょうか。
    満足度は★★★☆☆。
    展開も良く、物語も面白かったです。
    でも、やっぱり最後のどうなんでしょうね。
    面白いとは思いますが…うーん。
    著者のほかの作品も今後、読んでいきたいと思います。

  • 森さんはシリーズものが多いですが、これは単発ものです。

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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