- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106105067
感想・レビュー・書評
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あとがき「だいたいでええんや」の通り、ざっくりと著者の興味のままに新書サイズで世界史を掴むのは面白いと思う。まえがきでは、学問とは、著述とはこうあるべし的なことがだらだらと書いてあるが、本の内容はそれに反して主観・逸脱のオンパレードで、学者・学問のいい加減さを身を挺して表現しているのがイケている。
こういう風に自分の気の向くままに大胆に世界史を切り取ったコンパクトな本を皆が書いたら世界はもっと面白くなると思う。
そうした意味でもこの本は評価出来る。 -
うーん、途中でやめた。
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正直あまり頭に入って来なかった。歴史書はどうも苦手である。本書を手にとったのは①入門と書いてある②メニューを見たら興味を唆られたためである。しかしながら本書は灰汁の強い筆者の持論が随所に散りばめられており、入門というにはほど遠い気がした。歴史に興味を持ったら漫画から習おうと再認識した。
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話をするように書かれた本という印象だ。著者は今まで知らなかったが、写真を見る限り、あまり格好を気にせず、言いたいことをずばっと言うタイプだろう。まるで、大学の講義で学生たちに話している口調で文章を書いている。特定の人の名前を出して、批判したり揶揄したりしている。こんなこと、書いていいのかなということも書いている。漫画、それも少女漫画が好きだったり、著者の嗜好や趣味の一反も垣間見ることが出来る。世界史を概観する感じで、知らなかった部分も沢山あり、著者の過激な発言に思わずニヤリとする箇所もある。「エリートでない明治大学の学生」と言ったり、単純に左翼・右翼の意味を聞いてきた学生に、言葉が起こったフランス革命の際の歴史的な背景を説明するという大学の先生という図式が面白かった。歴史を説明するに伴い、それに因んだ本を合わせて紹介しているところが良かった。
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タイトルに騙されて購入したクチですが、「これ1冊で世界史が丸わかり!」的な
本でないことはおさえておかないと・・・、ハマダは基本的にはこの著者がキライではないので(笑)
この手の本を読む度に自分には世界史の知識(だいたいの流れ)が足りていないなあと
思わされます。
あとがきにあるように「だいたいでええ」のでもう一度山川の世界史教科書読み直そう♪ -
面白すぎます。何回かも笑ってしまいました。