日本人のための世界史入門 (新潮新書 506)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105067

感想・レビュー・書評

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  • 世界史の入門書としては、ちょっと違うな。
    内容は面白いけど。

  • ちょいちょい個人の映画の好みや他者の著作の誤りを指摘して読み辛い。結果として体系的な流れが伝わらない気がする。カトリック、プロテスタントの分裂を内ゲバだから日本人には関係ないと言ってしまったら流石に駄目だろう

  • タイトルは変えたほうがよいのかもしれません。「銃・病原菌・鉄」にどう触れるのかと思いきや、著者の主観ばかりで疲れる本でした。

  • 世界史にまつわるウンチクが述べられていて面白い。総じてAmazonなどのレビュー評価は低いが、私は楽しく読めた。そう、一般読書人の歴史知識は、だいたいでいいのである。

  • 「世界史入門」というタイトルから、世界史について分かりやすくまとめてある本だと勝手に思い込んで読んだ自分が悪いのかもしれないが、正直期待外れな内容だった。話は体系立っておらず、もともと知っていないと何が書いてあるのかよくわからない。あの本を読んだとかこの作者はだめだという話が多すぎて尚更分かりにくい。名前の読み方だのを終始気にしてこれは間違ってるだの何だので集中できない。頭が良い人だとは思うが、とても分かりづらく、世界史入門なんてタイトルはつかない作品だと感じた。

  • 世界史というより雑学の本だ。そう思えば面白い。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:209//Ko97

  • 序章で、著者の世界史観を語っているんですが、ちょっとうざったかったです。
    また、「世界史(歴史)の役割は単に史実を記述すること」とあるわりには、独特のこだわりが随所に見られた気がします。
    さらには、著者の好き嫌いが、かなり内容に反映されている気がします。

    もうちょっと面白いものを期待していたのですが、表面的に流れをさらっただけで、しかも固有名詞連発だったので、自分しては物足りない本でした。

    ただ、著者の膨大な知識量と語学力は、尊敬に値すると思います。

  • 著者が知識をひけらかしている感もあるが、歴史の面白い視点を沢山提示してくれる。思わず歴史年表を購入してしまった。

  • 歴史に法則や、論理といったものを求めず、すべては偶然としてあるのまま受け入れようというイントロ、そして「だいたいでええんや」というあとがき。論調は、実はそれとずれているのではという気もしないではないが、ある意味偏った歴史の語り口調、豊富な文献の紹介は今後参考になりそう。

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著者プロフィール

小谷野 敦(こやの・あつし):1962年茨城県生まれ。東京大学文学部大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『宗教に関心がなければいけないのか』『大相撲40年史』(ちくま新書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『現代文学論争』(筑摩選書)、『谷崎潤一郎伝』『里見弴伝』『久米正雄伝』『川端康成伝』(以上、中央公論新社)ほか多数。小説に『悲望』(幻冬舎文庫)、『母子寮前』(文藝春秋)など。

「2023年 『直木賞をとれなかった名作たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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