- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120044717
感想・レビュー・書評
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なんたって、将監である! え、違うだろ!と言うなかれ、こういうのはまず、悪役に【いやらし~~~い魅力】がなければ面白くないんである! 今はまだおとなしく、口ばかりだが(いやいや、実際にはいろいろやっているのだが)、さて後半、どれだけの悪事をしてくれるやら、楽しみなのである ふふふ... ふふふふふ......
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まずは、山口晃さんの表紙絵が素晴らしい!
新しい登場人物が出てくるたびに見比べてしまう、
もうちょっと拡大してくれぬかしらと思いながら。
「一路」の文字に隠れてしまっている部分も気になって仕方がない。
中山道という、私にとっては馴染みの地名が多く出てきて
きらびやかな参勤行列を思い浮かべてしまった。
一路、真吾はもちろんのこと、
魅力的な人がたくさん出てくる。
が、しかし、殿のキャラに参ってしまいました。
思わず忠義を尽くしてしまいそうになる。
道中を進むにつれ、みんなの忠義心も目覚め
また、殿をなきものにしようとする企みも見えてくる。
果たして「下」はどうなるのか?
楽しみに読みます。 -
いろんなことがあるな。
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コメディタッチの歴史小説だけど、浅田作品らしく泣かせるところは泣かせます。
多少ご都合主義的なところもありますが、肩肘張らず、一気に読めました。
主人公の一路もいいんだけど、お殿様の蒔坂左京大夫がかっこよかったですね。 -
最初は取っつきにくかったけど、読んでいくうちにだんだんと世界にはまっていく。NHK BSプレミアムでドラマが始まるけど与川崩れ、これって映像にできるのだろうか? お殿様、素晴らしい! 後半がとても楽しみ
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父の急死によって、突如、参勤交代を取り仕切ることとなった主人公が200年前の参勤交代のやり方を書いた古文書にのっとり、参勤交代を差配する様を描いているのですが、うつけか名君か分からない殿様や、その殿様を追放しようと画策する者たちなど、ユニークな登場人物があいまみあって、じわじわと面白さが増してくるストーリーです!下巻での展開が楽しみです!
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続きが気になる。
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タイムスリップしたような気分で、楽しく読めました。
水戸黄門よろしく、気持ちのよい物語。