- Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122038981
感想・レビュー・書評
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電子書籍の初ダウンロード本。楽しく読んだ。この時代の思想を代表する国家論なのかはたまた石原莞爾の異端思想なのか私には判断つきかねるのですが、巻後半の質疑応答を見れば質問者達の平衡感覚が現代の常識と変わらないのに気付く。みんな国情の不安定なのに不安を感じ、戦争の拡大を憂いていた。
太平洋戦争は最終戦争か、持久戦争だったのか、再考かねて再読します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宗教絡められると、??となってしまうのですが、宗教なしにでも、当時の世界状況等を見ていた人なんだなぁと思いました。
…叶わないことだけれど、読み終えて思ったこと。
「あなたは、今の日本をどうご覧になりますか」
聞いてみたい、どうしたらいいのか。
叫べどもがけど、押し流される自分にカツを入れたい。 -
非常に興味深い内容でした。
とにかくこの人頭がいい。
宗教を盛り込む点、軍人のため若干の(かなり?)固定観念があるのは仕方がないですが
それはともかく昭和10年代で過去からの分析、洞察力がずばぬけてる。
決着戦争・持久戦争の論なんてのは今でも十分通用するでしょう。なるほど。
今生きてたら首相になっててほしいな。または評論家。
俺が望まなくてもなってる気がするけど。。。 -
戦争を冷静に分析し、戦争たちの後に来るべき最終戦争について予言する。西欧と中東がイデオロギーに基づく戦争をしているいま、最終戦争は来そうにない。彼が予言しけれなかったのはなぜ名なのか、予言を今に当てはめれれるところはどこなのか、考える必要があるだろう。「戦国時代には日本で内戦がなくなるとはだれも思わなかった。」など鋭さを堪能して、宗教論をバカバカしいと嘲笑うのもアリかもしれないが、もっと学ぶべきところはあるのではないかと思う。
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10/29/01/09
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善悪を超えた壮大な理想。