エンデュアランス号漂流記 (中公文庫 B 9-5 BIBLIO)
- 中央公論新社 (2003年6月1日発売)
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感想 : 50件
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- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122042254
感想・レビュー・書評
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「エンデュアランス号漂流」(アルフレッド ランシング著)が、全体をみた話とするなら、こちらは船長の側から書いた本。ランシング著読めばまあ読まなくてもいいかなと思う。にしても、淡々と話を語ってるが、本物の迫力はスゴイ
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物語とは直接関係ないけど、シャクルトンのプロフィール、「1908年極点へ120キロ余りに迫り、前人未到の新記録をたてたが、飢餓と猛雪で引き返す。その功績でナイトの名誉称号を受ける」はかっこいい。
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パズルがぴったり組み合わさるように、極限状態で集団が結束したときの強さは計り知れないものがあります。全員生還の奇跡は著者シャクルトンのリーダーシップによるところが大きいと思うんです。これが実話だとは驚愕です。人間の不屈の精神に、言いようのないくらいの大きな感動を覚えました。