フラッタ・リンツ・ライフ (中公文庫 も 25-5)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122049369

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ずっと二人で空を飛んでいても、決して触れることはない。彼女の手を、彼女の頬を、僕の手が触れることはない―「僕」は濁った地上を離れ、永遠を生きる子供。上司の草薙と戦闘機で空を駆け、墜ちた同僚の恋人相良を訪ね、フーコのもとに通う日々。「スカイ・クロラ」シリーズ急展開。

  • 2010/1/6 1回目読了。
    「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘブン」のあとの3冊目。
    僕(クサナギ)から僕(クリタ)に視点がかわってまた違った感じで良い。
    これまでの作品ではよくわかってなかった世界観がなんとなくつかめてきた。このシリーズの面白さがわかってきた作品のような気がする。

    2010/1/16(スカイイクリプス後再読)

  • /?day=20071219

  • 『人の命は大切だ、と彼らは説く。けれど、その命よりも大事なものがある。それを知っているものが戦っている。』

    スカイ・クロラシリーズの第四弾。時系列で三作目。本書の語り手はクリタ・ジンロウ。語り手が変わると、また空の模様が違って見えてくるから不思議。Flutter into Life。Lifeとは何だろう。キルドレとしての生きる価値か、大人としての命か、あるいは空と対比された地上か。個人的には、こうやって考えていることがそれに当たる。

  • クリタジンロウを最初に読み取ったときに正直驚きました。
    カンナミ君と同じような性格なのかな、と思っていたので、結構違和感を残しながら読んだのですが、中盤にはクリタジンロウを楽しめました。

    今回もキルドレという存在が振り回された回だったけど、クリタは一番可哀想だなと思ったけど、愛情について悩むクリタは一番悲しかったです。

    終盤でストールターンをするような描写のチータがかっこよかったです!
    リーダがあっさり墜落するようなところはスカイクロラっぽいなぁとも思いました。

  • 美しかった
    心の中が
    なんというか
    evenになりました



    もっと必死にならなくちゃいけない
    何か残せるように

    そうでなくても

    無意味にならないように

  • スカイ・クロラにまとめ。

  • 超重要人物・フーコ登場!!

  • スカイクロラシリーズももう3冊読んだことになるけど
    登場人物がそこまで多くないのだけど
    あれあれ??
    ってなってまた読み返したくなる
    自分も飛行機に乗りたくなりますね〜

  • 「スカイ・クロラ」シリーズ第4弾にして第3の話。

    実は、意外とここの話がシリーズ全体のキーになってるのかもしれません。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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