水晶萬年筆 (中公文庫 よ 39-2)

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053397

感想・レビュー・書評

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  • ようやくというか、無理無理に読み終えた感じ(汗)。以前読んだ著書の方が好きだったな。

  • 吉田篤弘の「物語性」が炸裂。いいなぁ、いいなぁ。
    つみれさんのお店に行きたい。

  • ファンファーレが鳴る。十字路で出会う。
    どちらかというと『圏外へ』の吉田さんの方向。
    ぼくは『つむじ風食堂の夜』の吉田さんの方向を期待してる。

  • こんなに身近に感じるのに、なぜこの十字路はどこにも見当たらないんだろう。

    絶対ないのに、なんでか「あるのかも」って思わせてくる巧みな書き手に完敗。

    こうなったら見つけるしかないな。
    探そう。

  • 初めと終わりの話が面白かった。やや中弛みの感。

  • 東京の路地の十字路から想起された物語たち。夢と現、日常と非日常が錯綜し交叉する物語世界が素敵です。この作者は町を描くのが本当に巧いですね。そこに住みたくなるような描写がここかしこに。少し地から足を離したい時に読みたい一冊ですな。

  • 不思議。受け取る側の稚拙さで、今はこの言葉しか出てこない。「百鼠」と合わせて、じっくり再読したい作品。

  • 2011年1月3日読了。
    読み始めてから『十字路のあるところ』の改題だと知る。ちょっとがっかり。
    あちらは写真入りで、大人の童話の世界。こちらは文学的に感じた。
    前者の方が吉田さんの作品らしくて好きかな?

  • 「十字路のあるところ」の文庫化。加筆修正あり、写真なし。また新鮮な気持ちで不思議な街を行きました。ちょっと官能的な雰囲気が混じりますね。

  • 夜が膨らんでゆく。想像が広がる。水の匂いがする。あたたかい色。

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著者プロフィール

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。『つむじ風食堂とぼく』『雲と鉛筆』 (いずれもちくまプリマー新書)、『つむじ風食堂の夜』(ちくま文庫)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナリザの背中』(中公文庫)など著書多数。

「2022年 『物語のあるところ 月舟町ダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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