NHKブックス 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス 954)
- NHK出版 (2010年5月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140019542
感想・レビュー・書評
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副題の通りレポートから卒論まで対応でき、この本に書いてある通りにやればそこまで内容が伴っていなくてもそれだけで印象が良い。文章はおちゃらけているので、くそまじめな人は他の人の本を読むのがいいだろう。
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パラグラフ・ライティングがおもしろい。
★一つ分は私自身の努力次第の分(苦笑)。
買ったのはいつだったか、忘れるくらい本棚に置かれていた。読まなければ、の状況に置かれたので必死に読んだ、
(ということにしておこう。)
次はやっぱり木下さんの本かな。 -
・筆者のユーモア溢れる語り口で綴られたテキストが親しみやすくてお気に入りです。 これまで論文なんて書いたことのない、どうやって書いたら良いのか分からない、論文ってそもそもなぁに?という人におススメの1冊です。
(特集:「卒業論文・レポート対策」)
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00012017 -
主として文科系のレポートや卒論に焦点を絞った執筆マニュアルです。なお、著者の専門は科学哲学です。
「作文ヘタ夫」という大学生が、先生の指導を受けながら、一人前のレポートを作成するまでの道のりをたどる形で、解説が進められています。論文のアウトラインの作り方や、正しい論証の仕方、分かりやすい文章のかき方が説明され、練習問題とその解答も付されています。
楽しく読めますが、内容はかなり実践的で、このジャンルの中でも役に立つ本の一冊ではないかと思います。 -
どうして今までこの本を紹介するのを忘れていたんだろう。図書館の講習会では毎回紹介していたのですっかり紹介した気になっていました。
すごく面白くていい本があるんですよ。
タイトルは「論文の教室」。
学生のみなさん,論文書くのに苦労していませんか?
「だいたい,論文の書き方なんて習ってないし・・・」とお嘆きの方,ぜひこれを読んでください。
おすすめの理由はズバリ,「面白いから」。
論文を書けるようになりたいから難しい内容をしぶしぶ読む・・・のではなく,爆笑エッセイのように面白いのでぐいぐい読めてしまうんですよ。
実は私,自分でこの本を購入して持っているのですが,いっぱい付箋を貼ってあります。
その大部分は,役にたつところではなく,思わず笑ってしまったところに。
そのぐらいの面白さです。
なんたって,登場人物が「作文ヘタ夫」などというベタなネーミングですよ。
さらに,論文を書く上で大事なポイントを,文章で説明するのではなくキャッチーなキーワードにして頭に残りやすくする,といういかにも今様なテクニックが使われています。
こう書くと「軽いんじゃないの?」と思われそうですが,決して!そんなことはありません。
学問に対する真摯な態度がしっかり伝わってきます。
この本はいわゆるhow to本ではあるけれど,結局何かを会得するためには,そのやり方=How to を会得するだけではダメで,なぜそのようにするのか,という理念や思想が理解されなければ結局表面をなぞっただけで最終的に自分の血肉とはならない,ということをも感じさせてくれます。
「なんだ,学生向けの本か」「論文書かないから関係ないな」と思うなかれ。社会人にも役に立つこと請け合いです。
論文というのは,自分が主張したいことを論理的に,分かりやすく相手を納得させることができるように書くもの。
つまり,いかに相手に上手く伝えるか,ということです。これは,仕事の報告でも,日常のコミュニケーションでも同じことですよね。
この本を読めば,格段に上手く伝えられるようになります。
・・・最近,なかなか上手く文章が書けないので,そろそろ読み返してリハビリをしようかな。
http://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=206004989 -
これは、新版が発売されている。
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雑誌検索。アウトライン。パラグラフ。ネット。
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古い方。新しいのは2012年に出でいる。前も読んだけど再訪。教科書として使うのは難しく個人で論文やレポートを書く際、あるいは書きながら参照するような使い方になるのでは。論文の評価基準が掲載してあるのは面白い。論証の仕方は専門的な本に当たった方がよいかも。
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内容自体はごく当然のことを整理整頓して面白く解説してくれたものである。もちろん、論文・レポートの書き方はこの本によって向上し……たはずであるが、元から普通にSを貰えるレポートを書いていたので、ちょっと効果のほどは分からない。でも、作文ヘタ夫くんのダメっぷりには終始笑い通しだったので、読んで損したことは無い。むしろ、曖昧だった書き方をしっかり確立させられるので、自分の紙面上の論じ方に自信があっても一読することをお勧めします。