脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- NHK出版 (2006年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140882023
感想・レビュー・書評
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脳神経外科医が脳を若々しく保つための日常生活のコツをわかりやすく解説している本です。
特別難しいことが書いてあるわけではなく、日常生活のほんのちょっとしたところを工夫するだけで脳のトレーニングなるように構成してあるので、すぐに実行に移せそうです。
私が最も印象に残ったのは「生活のどこかに試験を受けている状態を持つこと」です。家事にしても、仕事にしても制限時間を設けて行うことで脳の働きや耐久性が高まるというもの。
そのほかにも実践出来そうな教えが満載です♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
目まぐるしく変化する現代だからこそ、安定したパフォーマンスを発揮出来るよう、「脳が冴える習慣」を身につけましょー!という本です❗
環境の変化や体調の変化があり、「なんだか、ぼーっとするなー」などの症状がある人は、読んでみるといいかもしれません。
また日頃から脳を鍛えてる習慣のある人は、不調になったときに、立ち直るのが早いみたいです。
ぜひぜひ、読んでみてください❕ -
これから、ますます良い習慣を持っている人と、
そうではない人の格差が広がっていきます。
この著作の出版以降、「習慣ブーム」が起こりました。
いかに良い習慣を獲得するかのノウハウが一気に溢れ出るようになりました。
その中で、科学的に脳の機能を向上させる習慣が注目を集めました。
それが運動です。
毎日20分の有酸素運動で、脳のシナプスが増えるという画期的な発見です。
年齢を重ねれば、脳の細胞が死ぬと思われていましたが、
最近の知見では、運動をすることで増えることがわかっています。
つまり、運動は、老化を遅らせるキラーアイテムになりました。
あとは、いかに習慣を継続するかにかかっています。
「知っている」というだけでは、何も役立ちません。
また習慣を継続させる上での非常に役立つ知見も、
たくさん出てくるようになりました。
本当に便利な世の中になったと思います。
脳に関する、情報は莫大にありますが、
科学的にかなり説得力のある情報もあります。
それを見極めて、自分の人生に取り入れれば、
より、豊かに生きることができます。
脳機能を向上させる「知る」というだけでも、
多くの恩恵がありますが、これからは、より、
「伝える」ということも、重要になってくるでしょう。
著者も本書で似たようなことを言っています。 -
mixiからの紹介にて借りた。
わかりやすく実践的!
・朝早くおきて朝日をあびる
・朝のおはようのあと、一言加える・
・だれかに話したいと考えながら景色をみる
・インプットしたらだれかに話す
・机の上は片付ける。書類整理のルールを決める
・失敗ノートを書く
・いろいろと経験するようにする
・6時間は睡眠をとる -
目次
1.脳を活性化させる朝の過ごし方。足・手・口をよく動かす
2.生活のどこかに「試験を受けている状態」を持つ
3.夜は情報を蓄える時間。睡眠中の「整理力」を活用する
4.家事こそ「脳トレ」。雑用を積極的にこなす
5.自分を動かす「ルール」と「行動予定表」を作る
6.忙しい時ほど「机の片付け」を優先させる
7.意識して目をよく動かす。耳から情報を取る
8.「報告書」「まとめ」「ブログ」を積極的に書く
9.メモや写真などを手がかりにして、長い話を組み立てる
10.「たとえ話」を混ぜながら、相手の身になって話す
11.脳のためにも、適度な運動と「腹八分目」を心がける
12.定期的に画像検査を受け、脳の状態をチェックする
13.「失敗ノート」を書く、自分の批判者を大切にする
14.ひらめきは「余計なこと」の中にある。活動をマルチにする
15.人を好意的に評価する。時にはダメな自分を見せよう
番外.最低限の脳機能を衰えさせていないか確認する -
仕事に息詰まっている人にオススメできる、生活していく中で必要な本である。
ビジネス書では、効率的に仕事を推し進める(仕事の仕方)内容のものが多い。
効率的に行うことこそが美徳と考え、誤ったとらえ方をすると大きな落とし穴にはまるであろう。
脳が冴える15の習慣という本では本当の意味で、効率的に仕事をすることを教えてくれる。
仕事をする上で必要な機能として、身体がもっとも大事であることを気づかせてくれた。
自身を知ることで、能率を上げ、しいては仕事の効率につなげる。
そんな今まで知り得ないことを、15の習慣に置き換えてくれているので、非常に読みやすい。
生活する上で、自身のバイブルとして保管する。 -
脳が冴えるためのトレーニング方法が書いてあり、とてもためになった。ボーっと生きている昨今、時間を決めて作業するなど緊張感をもって、規則正しく、意識的に生きることの大切さを学んだ。感情的になるのは、脳を甘やかしていることにハッとさせられた。