死者の国 (ハヤカワ・ミステリ 1944)

  • 早川書房
3.96
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本棚登録 : 189
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (773ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150019440

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと今までに感じた事のない読後感。品が無いとも思うし、好きでもあり嫌いでもあるんが率直な感想かな。

  • SL 2019.8.9-2019.8.17
    長い!
    主人公に全く感情移入できなかった。

  • 分厚いポケミスは持って読みづらい
    かこれは電書の方がよかったかもと後悔
    ふだんあまり読まない海外ミステリ(しかも長い!)頑張りました、私。

  • 700ページ強! バッグの中で重かったぜ…

    パリにて、頰を耳まで切り裂かれ、喉に石を詰められ、下着で縛られたストリッパー連続殺人に始まる第1部。アウトロー刑事が暴力と強引な操作で追い詰めた「犯人」が、第2部で有罪判決を受けて収監されてから、怒濤の展開の第3部という…気の抜けない作り。

    いやー、英米ミステリを読み慣れてると、ヨーロッパ大陸の捜査官たちの行動は破天荒だなあ。ネスボの「ハリー・ホーレ」もだけど、不法侵入から証拠破棄までなんでもあり。そのワイルドさにグイグイ惹きつけられて、ページを繰ってしまうけれども。

    絵画・歴史から日本の緊縛まで、JCの豊富な知識と美学が、背景また道具立てとしてよく生きてる。バイオレンスに満ちていながら、殺伐としすぎないのは、そういった局面のおかげか。主人公の幼い息子への曇りなき愛情は、JCの末っ子へのそれと重なるしね。お人柄だな。
    彼の作品は、最終的には「血」のつながりに行きつくことが多い。「それが目的だったなら、もうひとり、狙われるべき人物がいるじゃん!」と思いつつ、でもそのおかげでラストに希望があるんだよね。

    質量ともに重いけど魅惑的読書体験でした

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